こんにちは、天野です。今朝、面倒臭がりと思われている(笑?)K君がスキンケアの店頭陳列セットを作っていましたが、【ちょっと面倒臭いことにビジネスチャンスがある!】。これに尽きますね!
さて、先日次女が通う医大の4~6年生保護者の懇親会があり、父兄会の常任幹事として参加しました。学部長先生はじめ数名の先生方からお話を聞きましたが、医学部そして医師国家試験を巡る環境が厳しくなってきています。
私が4年つとめた薬学部協力会会長時の経験を先生方にもお話させていただきましたが、まさに、国家試験において歯学部で起こったことが、薬学部で4年ほど前に起こり、そして今、医学部で起こっています。
そしてこれは学生さんだけの問題ではありません。
超高齢化社会・数年前から始まっている人口減少時代において、高騰する医療費抑制策が進められていく中で、現役そしてこれからの医師・薬剤師が直面していくことにつながっています。
■今日のテーマは、『お客さんに響くキッカケ、メッセージ!』
3回前のブログ(第560号)でご紹介しましたが、問い合わせ客数を増やす方法は2つです。
★一つめは、問い合わせ・入店するキッカケ【入口】を複数用意すること。
★もう一つは、その各販促の量を増やすこと。
そして、大切になるのは、こうした販促物を見て、「ん、これは何だろう?」、「これは気になる!」、「これは自分のことかも...」、「ちょっと聞いてみたい」と思っていただけるかどうか。。。 次の行動をとってもらえるかどうか。。。
どういう表現、どういうメッセージを発信すると、お客さま・患者さまに響くでしょうか?
◆店頭でのデカPOPを1枚でなく、何枚も貼られたり、店内だけでなく、店の外に向けても貼っているお店さまでは反応量が違います。...実際、調剤以外のお客さまが入店したり購入につながったりしています。
◆サンプル付きカラーチラシを配る。その時に、「これ、とてもイイですよ。今夜お風呂あがりに使ってみて」「やさしく入れ込む感じで」「朝、お肌に触れて実感してみて」...とひと言を添えて。...使い方のワンポイントや、実感したい姿をお伝えすることが大切です。
◆新発売のローションの場合は、ひと言を添えて店頭テスターを塗っていただいてください。...化粧水やハンドクリームは、店頭テスターで手の甲に塗っていただくことで実感しやすいです。
「どんなキッカケ(POP、メッセージ、ひと言)があると、お客さんは行動しやすいでしょうか?」
平成29年9月7日(第563号)