こんにちは、天野です。皆さまのお盆休みは如何でしたか?私は毎年恒例で両方の親族の集まりに行きましたが、久しぶりに会う顔があったり、先祖代々のつながりやご縁に感謝するこの機会は大切ですね。
さて、先週の日経MJ一面は、ジャパネットたかた創業者の高田明氏と、著名コピーライターでほぼ日社長の糸井重里氏のとっても濃い(!)対談が掲載されていました。抜粋しますと、
★高田氏...作り手の思い、そこで働く人の思い、会社のコンセプトを商品の乗せれば、価値が凄く変わる。
...アマゾン(5,000万アイテムとも言われる品揃えの)にはなれないのだから、自分達で出来る仕組みを考えていかないと。
...陥りがちなのは、「伝えたつもりになる」こと。10回も20回も伝え方を変えたり、伝わるまで繰り返したのがこの30年だった。人も同じで、「自分なりに頑張っているつもり」程度では、10年たっても20年たっても成長しない!
★糸井氏..世の中が進化し便利になり過ぎたせいで、人間の本質的なものがなくなってきている。
...だいたい「死ぬほど考えた」という人は、死ぬほど考えていない!
■今日のテーマは、『お任せ什器を設置して、様子見でなく!』
上記のとっても濃い会話には、「ものが売れる瞬間」の背景がたくさん凝縮されていますね(^^)。
調剤薬局での弊社イチ押しの【お任せ什器】でも同じことが起こっています。一式3~4万設置(2台の場合は6~7万)して、薬剤師・スタッフの皆さまのミニ勉強会を実施してからの立ち上がりの大きな差。
★処方箋待ちの患者さまがPOPやサンプル付きカラーチラシに反応されて、立ち上がりの月から6,000円のリンクルクリームが6個以上売れる薬局さま。
★この時期の夏バテ対策で、試飲サービスをお一人お一人丁寧にやって先月36本も売られた(!)薬局さまの事例を聞いて、ヤル気になられた薬局さま。
★これらの商品はまだ数個だが、手頃な黒豆茶が月20~30個売れ、初めて物販に関わったスタッフさんが驚いてヤル気が出てきた薬局さま。
★一方で、残念ながら、低単価の飴やサプリメントが数個売れた程度でとどまっている薬局さま。
この差はどこから生まれるのでしょうか?
「うちは処方箋枚数が少ないから」「うちは狭くてあまり置けないから」「うちは忙し過ぎて、余分なことをやる余裕がないから」...などの言葉をお聞きしますが、実際にこの差を生んでいるのは、会話のキッカケとなる【サンプル付きカラーチラシの手渡し】【試飲】【店頭テスターのお試し】などちょっとしたこと。
調剤薬局のメイン顧客は40~70代の比較的お元気な方、しかも女性が多いです。「人は話がしたい!」「人は話を聞いて欲しい!」という原則論に立ちますと、【お任せ什器設置】+【プラスαのひと言】が、大きなキッカケとなります。
平成29年8月16日(第557号)