こんにちは、天野です。8月の月末~9月月初にかけての昼間はまだまだ暑そうですね。
昨夜うかがった特別講演会の講師は、女子マラソンでバルセロナ五輪銀メダル、アトランタ五輪銅メダルの"あの有森裕子さん"でした。有森さんは、現在、知的障害のある人達に日常的なスポーツトレーニングの場と、発表の場である競技会を提供して、社会参加を応援する公益財団法人スペシャルオリンピックス日本の理事長でもあります。来年はここ愛知県で第7回となるスペシャルオリンピックスが開催されるということで、紹介と協力要請に名古屋に来られました。
現役時代の話を聞いて、ビックリしましたが、彼女はまさに自分の道を思い描き、切り開いてきた人!
◆生まれた時に股関節脱臼だったことで怪我が絶えず、鳴かず飛ばずで中高時代はさしたる記録もなく全く無名だった。
◆大学で競技生活を終えて教師になるつもりだったが、ある記録会で好タイムで優勝して進路を実業団へと変更。
◆リクルート社へ押しかける形で連絡をとり、全く無名で記録も残せてないにもかかわらず、その熱意だけであの小出監督に認められて陸上部に入部を果たす。
◆1990年の初マラソン(大阪国際女子マラソン)では粘り続けて6位入賞。その後の、"あの粘りの走り"、"2大会連続しての五輪メダル"、そして、"あの感動のゴール直後のインタビュー"へと続くのです。
【自分がそう思えば、道は開かれる!】、【何でも(挫折、悔しさであっても)自分の力に出来る!】という有森さんの信念、へこたれない笑顔に、エネルギーをいただきました(^^)。
■今日のテーマは、『歯はゴシゴシみがいてはいけない!』
今日は日本の歯科常識に疑問を投げかけたベストセラー本「歯はみがいてはいけない!?」より。
★毎食後10分以内に歯磨きしている人の歯磨き習慣は間違っている!
...歯は糖質を含む飲食をした後は軟らかくなっている。その時にゴシゴシ歯を磨いて歯ブラシの毛先が当たると歯が削れて知覚過敏になる。
...食後には唾液が軟らかくなった歯の表面を修復する。食べてすぐ歯磨きすると、せっかくの唾液が歯磨き剤と一緒に口の外に出てしまい無駄になる。
★歯磨きの本来の目的は、"食べかすを取る"こと・虫歯予防ではなく、"歯垢(プラーク)を取る"こと!
...真面目に歯の表面をゴシゴシ歯磨きする人が多いが、これだと歯の表面が削られてしまう。さらに研磨剤入りの歯磨き粉を使うとより一層、歯が削られてしまう。
...歯垢を取り去ること、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を清潔に保つことが大切。
★プラーク(歯垢)コントロールの適した時間帯は、①寝る前、②朝起きた時。
★研磨剤入りの歯磨き粉を使うと、歯がキレイな白に戻ったような気がするが、使い続けると歯を薄くしてしまうので研磨剤入りの歯磨き粉はたまに使うのが基本。
★歯周病予防には、真菌(カビ)に対して殺菌力がある植物由来の歯磨き粉が効果的。
私は、夜はマスティック6%配合【デンタルジェルα】だけで歯磨きをして、朝は普通の歯磨きとデンタルαを半分ずつ歯ブラシにつけて歯磨き(プラークコントロール)をしています!
平成29年8月31日(561号)