こんにちは、天野です。今日も30度越えで暑いですね!一方で、九州地区の大雨災害など今年も異常気象に要注意ですね。
さて昨日の新幹線移動中に読んだのは、前回のブログでご紹介した理央先生の新刊「8割捨てる!情報術」と、「なぜか売れるの公式」の読み返し。「なぜか売れるの公式」の重刷を何度も重ねているベストセラー本です。
★「売る」のではなく、「売れる」ようにする...お客さまが自然に「欲しい!」と思う様に、商品・サービスを作り、売り方・アピール方法を考え、売れる仕組みを作っていく。
★「①何を? → ②誰に? → ③どうやって?」...この3つのポイントの順に、どうやって買ってもらうかを考える。
★そして差別化。差別化以上の"独自化"。
差別化や独自性の話になると、よく"ブルーオーシャン戦略"という言葉が使われます。それぞれの業界における激しい競合環境にあって、赤い血まみれの海「レッドオーシャン」では疲弊してしまうので、敵や競争相手がいない未開拓の市場、いわゆる「ブルーオーシャン」を作り出したい!
とは言え、全く新しい市場には、まだお客さまがいません。大変だけれども、レッドオーシャンの本業に近いところでブルーオーシャンを探す・生み出すのがポイント。また、「お客さまアンケートを読んだり、顧客の声を聞いても、売れる商品は生まれない!」との指摘も考えさせられます。
■今日のテーマは、『自店は何が提供できるのか?』
上記の続きですが、
★「自分のお店は何が提供できるのか?」「何が強みなのか?」
★「何を提供することでお客さまに価値感・満足を与えられるのか?」
本の事例によれば、自分のお店が駅前の珈琲店だったとして、まわりにコメダ珈琲に加えて、280円のカフェチェーンができた。さらにはコンビニの100円カフェもある時代に、どうしたらいいのか?
ここでの解の一つは、イチ押しのブルーマウンテンを1200円で提供する、ゆったりした雰囲気で本格コーヒーが飲みたい常連客が集まる喫茶店。これ以外にも、アナログレコードでクラッシック音楽やジャズを楽しめる。...も顧客目線で考えれば強みに(自店ならではのブルーオーシャン)なります。
こういう時に、量販店のように、「3割引き!」「何でもあります!」では専門店としての魅力がなくなりますし、レッドオーシャンです。
地域に根づいたコミュニティ薬局(健康サポート薬局)として、自店の強みを一つ一つ作っていきましょう!
平成29年7月6日(第547号)