こんにちは、天野です。皆さま、どの様なゴールデンウイークをお過ごしですか?今日(土)は、新人薬剤師の長女は豊田厚生病院に出勤ですので、私も会社に出てきました。
5連休の2日めに下の妹が勤める長久手市の名都美術館の開館30周年記念「堀文子展(百寿記念)。~私流の生き方を求めて~」に行ってきました。「生まれ変わったら木になりたい。」という堀文子さんの自然の生と死、輪廻に対する深い思いが広がっていました。
「人間は何度も生まれ変われる!」と言われますが、何の道でもそうでしょうが、その道で行きぬいてこられた方は、決して歩みを止められませんね。
われわれは凡人ながらも、前進の歩みを止めず、過去の自分の繰り返しに妥協しない自分でありたいですね!
■今日のテーマは、『初夏に向かって大切な"温め習慣!"』
今日はこのゴールデンウイークに読んだ3冊からの1冊です。
12万部売れている、末期がんを宣告された"奇跡のシェフ"の著者による、「病気を食事で治すんだ!」。抜粋しますと、
★食べ物を変えれば、体が変わる...地元で摂れた旬の食材を摂取。体を温める食材を積極的に摂る。
★偏った食べ方は厳禁(バランスを取って)。生命力の強い野菜を摂る。動物性たんぱく質は元気の源。...玄米菜食だけだと、体に力が入らない。免疫力が低下してしまう。
★食品添加物の多い加工食品はできるだけ摂らず、新鮮な食材をシンプルな調理で食べるのが一番。
★がんを遠ざける基本は、まず調味料を変えること。...①塩はきちんを摂るべき!但し、天然塩を。塩化ナトリウム95%以上の塩は避ける。②醤油は、原材料に「脱脂加工大豆」とある醬油は使わない。③味噌は、自然な"生味噌"を選ぶこと。また、味噌の麹菌は60度で死滅してしまうので、それ以上の温度で作ってはいけない。④油選びが健康のカギを握る。...ごま油。アマニ油、オリーブオイル。
★そして、⑤(精製されている)砂糖は数ある食品の中で最強の毒!...がん細胞は高糖質な環境を好む。また、砂糖は体を冷やす。本みりんを砂糖の代わりに使う。
末期がんを宣告されて14年の著者の生活習慣の第一は【体を冷やさないこと】。このブログで何度もご紹介していますが、人間の体温は1度下がると免疫力が約30%も低下し、35度以下になるとガン細胞が繁殖しやすくなります。そして近年の日本人には平均体温が35度台の人がとても増えている現実があります。
この書籍を店頭に置いて、生活習慣・食材選びの大切さを伝えている熱心な相談薬局さんもおられます。これから暑くなる時期は体を冷やす生活習慣に陥りがちです。しっかり情報発信していきましょう!!
平成29年5月6日(第530号)