こんにちは、天野です。昨日は地元・名古屋の話題が2つありました。
一つは、日本フィギアスケート界をけん引した浅田真央選手の引退会見。まさに、日本中のファンが浅田真央さんの幼い頃からの素晴らしい技術と天真爛漫さ、そして並外れた努力と成長と挫折(笑顔と涙)を見守ってきたからこその、心からの大拍手だったと思います。
もう一つは、かつて名古屋の百貨店で4Mと呼ばれたうちの一社、丸栄が百貨店からの撤退を見据えた発表。業績を立て直せないまま、ピーク時の売上の四分の一にまでズルズルと激減してしまったこと。そこに、小売流通業を巡る環境変化(時代の変遷)の厳しさを感じると同時に、【環境適応してこその企業の永続!】という当たり前のことを改めて強く感じました。
私たちはどうでしょうか?1年前の調剤報酬改定、そして厚労省が打ち出した【かかりつけ薬剤師制度】、そしてその先にある【健康サポート薬局】。
今の延長だけで5年後・10年後が見えるでしょうか?「そんな先の話をしても...」と言われるかもしれませんが、今やっていることの延長にしか未来はありません。
目の前のお客さま・患者さま、地域にあってまだご縁がない方から選んでもらえる薬局・調剤薬局になっていくために新たにどんな取り組みをすべきでしょうか?
先週末はU君が兵庫で、今日はM君が長野で【ミラクルシリーズ体感会】をお店様と一緒にやっています。
■今日のテーマは、『単純接触効果(ザイオンスの法則)』
前回のブログ(第524号)で【売上は接触頻度に比例する!】の続きですが、"単純接触効果(ザイオンスの法則)"という言葉があります。
即ち、「人は3回会うと、拒否反応が薄くなる!」。
私たちの日常を振り返ってみても分かりやすい話ですが、仕事で初めて会った人とか、初めて入ったお店でも3回目となると何となく話しやすくなりますし、ちょっとした話をされても拒否反応が薄くなりますよね(もちろん、その先はお互い次第ですが...)。
お客さまには、常連客・いちげん客・潜在客があります。もちろん常連客さまを大切にするわけですが、初めて利用いただいたお客さま(いちげん客)に次回も利用していただく工夫が大切ですし、潜在客(まだ一度も利用していただいていない方)へのアプローチもとても大切です。
潜在客には、①近所にいるのに、お店の存在に気づいていない方、②お店の存在には気づいているけれど利用されたことがない方、そして③過去に接触があったがその時はご縁がなかった方(何も購入しなかった。その時は断られた)...があります。
どんなことをすれば、そうした潜在客の方への【キッカケ作り】になるでしょうか?
どんなことをすれば、"単純接触効果(ザイオンスの法則)"が生きるでしょうか?
平成29年4月13日(第525号)