こんにちは、天野です。そろそろ啓蟄。徐々に春モードに向かいますね!
先週末に無事薬剤師国家試験が終わった長女は昨日から慌ただしく卒業旅行に出かけました。ようやくストレスから解放されて束の間の休息。。。
さて、竣工した本社屋への引っ越しが終わり、通常業務が始まった今週も週末となりました(まだ少しバタバタしていますが...)。
このたびの本社屋竣工にあわせ、一階入口横に小さなショールーム「健康と美の相談箱」を設けました。
アミノ高麗紅参液αや黒豆茶の試飲などをご用意していますので、愛知県薬剤師会館やお近くにご用事の折などに気軽にお立ち寄りください。(わずかですが駐車スペースもございます。)
■今日のテーマは、『マニュアル通りの接客ではお客様は満足しない。』
最近、物や価格による差別化ではなく、サービスによる差別化の重要性が指摘されています。その中で大きな要素がアナログ的な接客・サービスによる差別化。
先日、高級百貨店や高級専門店の社員の接客を指導する女性にうかがった話ですが、
★コンビニとかスーパーでの日用品の買い物は価格や便利性重視であっても、百貨店や専門店での購入においてはマニュアル通りの接客では今のお客様は満足しない。
★最初の言葉が、「よろしかったら試着してみてください」程度では全然接客になっていない。
★観察力を養って、そのお客様に応じた会話が出来てこその接客。
その話は薬局・調剤薬局にもおよび、
★お医者さんと同じことを聞くだけの薬剤師や、服薬指導を型通りにするだけの薬剤師はコミュニケーション能力がない。
★患者さんがどんな思いを抱えているのか想像できないようでは接客にならない。
なかなか手厳しい指摘でしたが、まさにその通りですね。医薬分業が新たなステージを迎え、従来通り保険調剤をするだけでは今後の存続の形が見えづらくなってきています。
厚労省が示した薬局ビジョン(かかりつけ薬局・薬剤師)、そしてその先にある健康サポート薬局。。。
従来通りの、処方箋対応や接客で他のクリニックの処方箋まで持ってきていただけるでしょうか? 処方箋がなくても気軽に寄っていただける様な雰囲気があるでしょうか?
平成29年3月3日(第515号)