こんにちは、天野です。相変わらず寒い日が続いていますね。
明日は大寒。今年はまさに、「冷気が極まって、最も寒さがつのる時期」の言葉通り、冬の一番寒い時期になっていますね。冷え性やひどい風邪、インフルエンザも流行っていますので、ご自愛とともに、店頭からの対策発信をしっかりとしていきましょう!
さて昨日、大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)という苦行をわずか31歳で成し遂げた慈眼寺住職の塩沼大阿闍梨(だいあじゃり)のインタビューを読みました。抜粋しますと、
★大きな目標を達成していくためには、しっかり自信をつけるためにも入念な準備と習慣、トレーニングを続けること。
★どんな困難に直面しても、自分で進んでいる道を絶対に信じる気持ち(ポジティブ精神)が物事をプラスに転じていく!
★このままでいいのか?...常に最悪を考え、先を見て対応していくこと。安住を望むなら、常に進化しなければならない!
大変、含蓄がある言葉で大いに勉強・刺激になりました。
■今日のテーマは、『お客さんは色々と話がしたい、相談できるお店が欲しい!』
業界誌ドラッグマガジン1月号は、「変わりゆく環境への対応」と題して多くの寄稿が載っていました。
★昨春2016年の報酬改定は始まりに過ぎないこと。
★厚労省が示した薬局ビジョンには、これまで保険調剤に専念してきた薬局にとって、高齢社会におけるこれからの薬局機能や薬剤師の役割について具体的に明示されたこと。
★それが、①立地から機能へ。②対物業務から対人業務へ。③バラバラから一つへ。...という方向性。
ドラッグストア、調剤チェーン店、そして地域のファーマシー。地域における役割はそれぞれ違いますが、お客さん・患者さんから選ばれるためにはどういう役割を担っていけばいいのか...?
セルフがいいのか、必要なことしか喋らないのがいいのか、コテコテのアナログがいいのか?
現代の厳しい経営環境にあっても、どの地域にもある地元の和菓子屋さん、クリーニング屋さん、布団屋さんの存在は示唆に富みます!
地域のお客さんはやっぱり話がしたいし、何かの時に色々と相談できるお店が欲しい。......地域の健康ステーションならもちろんですね!
平成29年1月19日(第504号)