こんにちは、天野です。ここ数日は暖かさを感じる陽気でしたが、また冷え込むみたいですね。2月も厳しい寒さと気温差で体調管理が大変そうです。
さて、弊社・大阪のS所長から借りた書籍「超一流の雑談力」は、昨年度上半期のベストセラー第1位(ビジネス書で)とのこと。
それだけ、仕事やプライベートにおいて、コミュニケーション力不足を感じている人や、初対面などの場での苦手意識を抱えている人が多いことを反映していると言えますね。
少し抜粋しますと、
★人と人が出会って話をする場面で、その相手に対する印象や評価は会話が始まって1分(最長でも4分)で決まる!
★距離感を縮めるためには程良い自己開示も有効。
★雑談の中で本題に生かせられる相手との接点を探す様にする意識を持つ。
★全く意味のない雑談をいくら続けても相手の記憶に残らない!本題に自然に入っていける様な雑談内容を心がける。
★相手に好かれる爽やかな表情・笑顔。そして会話の結びを好印象で終える締めの言葉。
■今日のテーマは、『患者の役に立ってこその医薬分業』
昨日の日経新聞に、「医薬分業 ぼける構想 〜患者に役立ってこそ〜」の記事。
◆医薬分業をより進めるための"かかりつけ薬剤師制度"政策が進行している一方で、この流れに逆行した大病院での院内処方、敷地内薬局開設などの計画も増えている。
◆そもそもこうした背景には、患者のために努力している薬局がある一方で、今でも「薬局は処方箋通りに薬を渡すだけになっている」との見方も強い。
◆「医薬分業の費用対効果の検証が必要!」との専門家の指摘もある。
◆薬局薬剤師には医師と連携して薬の飲み残しの無駄をなくしたり、患者の日常の健康維持にも寄与する役割が期待されている。
前々回(第505号)のブログでは、別冊宝島のムック本「薬局の大疑問」の内容を少しご紹介しましたが、こうした新聞記事・特集が今年はますます増えてくるでしょうし、それによって一般の方・患者さんが色々な情報を持つようになります。
医薬分業が新たなステージに入る大きな過渡期だからこそ、目の前のお客さま・患者さま目線に立ったコミュニケーションがますます大切になりますね!それが、今後の【かかりつけ薬剤師制度】がどうなっていこうが、地域住民の方・患者さまの選択肢に入る基本中の基本と言えます。
平成29年1月30日(第507号)