こんにちは、天野です。今年もいよいよ12月に入りましたね!
今年の元旦に、仕事面・プライベート面で「こういう一年にしたい!」「〇〇をやるぞ!」と思ったことに対して、いかがでしょうか?時間は止まってくれないので、何かしら実感できる年の瀬にしたいですね!
さて、今週末12月4日(日)は、NPO法人"健康な脳づくり"による第4回市民公開講座「脳と心を元気に!」が、名古屋市立大学病院・3階大ホールで開催されます。
①弊社・天野商事が普及協力しているJPクッションとミラクルグリップによるマルチタスク運動、②講演、③尺八演奏、そして④日本舞踊・西川流の総帥である西川右近先生による"日本踊りスポーツサイエンス"。
たいへん盛り沢山です!私もおりますので、お近くの方はお越しください(入場無料)。
昨年も満席でしたが、今年も来場者の皆さんと楽しく認知症予防について考え、予防意識をもっていただきたいと思います。
■今日のテーマは、『調剤薬局再編の動きが意味すること』
先日、調剤薬局チェーン最大手のアイン、そして阪神調剤による80〜100店舗クラスの中堅調剤薬局の買収が相次いで発表されました。国の医薬分業政策に乗って急成長を続けた調剤薬局業界に少しずつ飽和感が生まれ、ここ数年は大手~中堅による10数店舗先の買収がいくつもありましたが、今回の大型買収には新たな局面に入ったことを感じます。
一つは、4月の調剤報酬改定の影響が調剤オンリーのビジネスモデルに厳しい現実を突きつけ始めたこと。
そしてもう一つは、厚労省が打ち出した【かかりつけ】、そしてその先にある【健康サポート薬局】ビジョン。
10月に始まった健康サポート薬局の申請件数が予定よりかなり少ないと聞いていますが、「ハードルが高いから」とか、「報酬面のメリットがないから」という理由で様子見を決め込んでいていいのでしょうか。。。
膨張を続ける医療費抑制策の中で、ジェネリック医薬品が出てきた時も時間がとてもかかるだろうとの声が大半でしたが、今やジェネリック医薬品の数量シェアは6割となり、平成29年中に70%以上にし平成30年度から32年度に80%以上にするとした閣議決定が現実味を帯びてきました。
健康サポート薬局ビジョンは進められるでしょうし、調剤薬局は最終的には規模の論理でなく、一件一件の問題、その地域住民・患者さんに選ばれるかどうかになっていくのは間違いありませんね!
弊社は10月の日本薬剤師会学術大会、11月の近畿薬剤師学術大会でブースを出展し、調剤薬局さまですぐ始められる弊社イチ押しの【お任せ什器による物販】をご提案し、計1,000人近くの熱心な関心の高い薬剤師の皆さまに立ち寄っていただきました。
2016年12月1日(第492号)