こんにちは、天野です。冬の寒さが本格化してきて、昨年と違い寒さ厳しい師走になりそうですね。
さて昨日は、名古屋市立大学病院大ホールでNPO法人"健康な脳づくり"の第4回市民公開講座でした。
先日秋の叙勲(教育研究功労)を受けられた西野仁雄理事長のご挨拶に続き、【JPクッション】と【ミラクルグリップ】を使ったマルチタスク運動、そして呼吸法を学び、踊りの西川流総帥の西川右近先生によるお話などなど、盛り沢山の3時間でした。来場された皆さんも積極的に参加され、色々な質問もありました。
終了後の懇親会の席で、姫路市の認知症予防セミナーや静岡県掛川市の健康フェアで主体となって動かれた薬局さまと一緒に弊社の担当者が【ミラクルシリーズ体感会】開催したお話を西野先生にしたところ、どんどんそうした活動を広げていって欲しいとのことでした(^^)。
■今日のテーマは、『健康サポート薬局申請の現状の話より。』
今日のお昼は、ここ愛知県の一般社団法人"名古屋薬業倶楽部"による平成28年度の春秋の叙勲、及び大臣表彰受賞者の方々の祝賀会でした。
今回も学校薬剤師会、配置薬業、医療機器業界、衛生材料業界で功労があった各業界の先輩方が受賞され、長年の活動に頭が下がります。
その懇談会の中で、県の薬剤師会会長と健康サポート薬局申請状況の話になりました。実際、10月から始まった申請件数は、ハードルの高さもあって大変低い状況にあり、会長はかなり危機感をお持ちでした。
厚労省が健康サポート薬局ビジョンを打ち出した以上、件数目標を打ち出した以上は、あまりにも温度差・件数かい離が続く様ではどうなるのでしょうか?「何事もメリット・点数ありきと見られかねない・批判されかねない」「保険薬局の認定条件が変わりかねない」との見方・危惧も出ており、このまま何もせずとか様子見...というわけにはいかないと感じます。
本来の意味での地域に根づいた薬局像に近づいていくためにも、「やれることから一つ一つ!」という前向きさ、変化、行動が求められますね。上記でご紹介した個店レベルや地域薬剤師会と一緒になっての健康フェアの開催もその一つです。
平成28年12月5日(第493号)