こんにちは、天野晃治です。今日は雨が降って気温が下がりましたね。今春は気温の落差で風邪をひいたり、体調を崩している人が多いのでご自愛ください。
さて、数回お会いしたことがある加藤伸之氏が共著の形で書籍「15人の売れる仕組み」を出版され、“集客”について書かれました。抜粋しますと、
★ネットが普及してどんな情報でも得られやすくなった時代だからこそ、対面販売が強い。その理由はお客さまの期待を上回るには対面販売でしか出来ないことが多いから。
★【集客力】が全ての売上の入口。
★将来のお客さまになってもらえる“見込み客”を増やすためにも、“潜在客”に対する意識を高めないといけない。
★そうした潜在客さんとの接触頻度を上げたり、有益な情報を提供し続ける。
「人は自分に関心を持ってくれる人に好意を持つ」
「人は3回会うと拒否反応が薄くなり受け入れやすくなる」
とも言われますので、ご縁づくり・接点づくり・キッカケ作りを丁寧に愚直にやっていきたいですね!
ランチェスターの法則にもあります様に、中小企業・零細企業の強みは接近戦です。チェーン店・セルフ店では出来ないことをやり、お客さま・患者さまとの距離を縮めていきましょう!
■今日のテーマは、『補聴器は音が大き過ぎて困るですって?』
この仮本社ビルに移ってもうすぐ7ヶ月。昨日のお昼に、近くの元気な初老夫婦が営む喫茶店で、以下の会話に遭遇しました。
↓ ↓
お客さん:「お医者さんから補聴器をつけた方がイイと言われたんだけど、補聴器をつけると音が大き過ぎて困るの。」
お店の奥さん:「そうそう。音が全部大きくなって困るわよね。聞きたいところだけ大きくなればイイのに。」
「あっ、それは通販などで売っている集音器と言って全ての音を大きくとる器械のことですよね。ちゃんと、聞こえの状態を測ってもらって補聴器を作られれば、聞き取れなかった音も聞こえやすくなり、とても快適になりますよ!」
…と思わず、言いたかったのですが、まだそのお店とはそこまでの関係になっていないので沈黙していました(笑)。
ここでのポイントは、【補聴器】に対して正しい情報を持っていない高齢者の方が多いということ(!)。
その結果として、先進国にあって日本での補聴器の普及率は欧米の半分以下で、1400万人の難聴者(軽度〜重度)のうち、まだ2割の人しか補聴器をしていない現実があります。
弊社は補聴器の専門商社とタイアップして、専門相談員派遣による【聞こえの相談会】を薬局・調剤薬局さんで取り組み、1560台のオーダー補聴器の実績がありますが、昨日の会話をお聞きして、まだまだやるべきことは多いな!…と改めて感じました。
地域住民の方・お客さま・患者さまにためになる情報発信を続けていきましょう!
※補聴器の専門相談員さんによる聞こえの相談会。
※初夏に向けて什器品目の入れ替えの時期です。ドリンク剤や
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■コミュニティに根づいた、薬局作りのお手伝い。
事例ブログ【天野Cozy】は週2回配信中です。
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■業界紙・薬局新聞(毎週水曜日発行)に、月1回
コラム“さあ、気軽に薬局へ行こう!”を連載中。
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2016年4月28日(第434号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員