こんにちは、天野晃治です。
この4月からの調剤報酬改定で、【かかりつけ薬剤師】指導料の算定に向けての試行錯誤が始まっていますね。
そんな時に、「何、それ!」というニュースが流れました。
厚労省が一部の調剤薬局チェーンなどが「かかりつけ薬剤師指導料」を算定するための裏技として準備を進めている「アンケート同意書」を認めない方針を示したもので、
初回来局時に患者さんが記入する問診表のアンケート項目に、“かかりつけ薬剤師”項目を入れて同時にチェックさせる形で同意を取ってしまうという手法。
ちょっと姑息な印象を受けますし、あとで「そんな話は聞いていなかった」というクレームが起きそうな気もします。
厚労省は、「これでは患者との信頼関係を損なう。なぜ、調剤バッシングが巻き起こったのかを全く理解していない!」と憤慨しているとのこと。
処方箋ありきでなく、そのお客さん・患者さん目線に立った、原点回帰とも言われる【健康サポート薬局ビジョン】、【かかりつけ薬局・薬剤師】への流れの第一ラウンド。
誠実に“選ばれる仕事”をしたいですね!
さあ、4月も早や7日。自分の行動・思考の壁をやぶっていきましょう!
■今日のテーマは、『お客さんが店離れする3つの理由!』
一般的に、お客さんが利用しているお店や会社から離れる理由には“不満”があります。
◆そのお店の従業員や会社の営業マンに対する不満
◆提供している商品・サービスに対する不満
一方で、お客さんサイドの店離れ要因が3つあると言われます。
1つめの理由は【忘れる!】。…そのお店のことを忘れていた。せっかく購入した商品を最近使うのを忘れていた。
★こうならない為には、忘れられない様に、定期的に連絡する、案内を送る、その後の調子を確認する。
2つめの理由は【飽きる!】。…いつも美味しいけれど、いい商品だけど、飽きてしまった。
★こうならない為には、季節ごとに雰囲気や陳列を変えてみる。商品のバージョンアップをしたり、新たなセットを作ったりしてみる。
3つめの理由は【間があいて行きほづらくなった】。…ちょっとしたことでお店に行く間隔があいてしまって、何となく行きづらくなってしまった。
★「最近お見かけしていないので、お元気かな…と思いまして」と連絡してみる。
★何かのイベント案内を送り、「久しぶりにお会いできるのを楽しみにしております!」とのコメントを添える。 …などなど。
その一助にもなるのが、このブログでもご紹介した【ミラクルシリーズ体感会】。
体感会の写真を見て、「うちもやってみたい!」との話をいただき、他に10件ほどのお得意店さまが開催予定と聞いていますが、お店が活気づき、お客さんもとても喜ばれますよ!
※平成28年度調剤報酬改定の概要。
※【ミラクルシリーズ体感会】は、参加型体験会として
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■コミュニティに根づいた、薬局作りのお手伝い。
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■業界紙・薬局新聞(毎週水曜日発行)に、月1回
コラム“さあ、気軽に薬局へ行こう!”を連載中。
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2016年4月7日(第428号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員