こんにちは、天野晃治です。4月中旬のポカポカ陽気から一転して、昨日は寒かったですね!
昨日は岡山へ。弊社大阪のS所長・K君と、地域密着の個人相談薬局さま、漢方薬局さま、個人の調剤薬局さま、そして10数店舗の調剤薬局さまへうかがいました。
4月に迫った調剤報酬改定。そして国が打ち出した【健康サポート薬局!】、【門前から、かかりつけへ!】。
今回の改定は、その第一ラウンド。
特に保険制度のもと、調剤偏重モデルで横一線でやってきた保健薬局は、大きな岐路に立たされていると言えます。
目の前の処方箋ありきでなく、それを持ってこられた患者さん・お客さん目線に立っての対応。処方箋がなくても気軽に来店できる、健康・生活習慣アドバイスが気軽に受けられる【かかりつけ薬局・薬剤師】。
弊社では最近、【ミラクルシリーズ体感会】による認知症予防イベントや、専門相談員派遣による【聞こえの相談会】開催をおススメしていますが、こうした気軽に参加できる健康相談イベントや健康フェアは、地域に向けての自店の存在感を発信するためも大切ですね!
さあ、3月も第2週末。自分の行動・思考の壁をやぶっていきましょう!
■今日のテーマは『ワクワクする自動車学校に学ぶ、自社自店の存在価値』
一昨日、株式会社安城自動車学校の石原社長さんの講演を聴きました。この会社は経済産業省が推奨する“おもてなし経営”で平成25年度の選定28社に選ばれた素晴らしい会社さんです。
元気印の女性で3代目である石原社長さんによると、
◆愛知県下だけでも自動車学校は51校ある。
◆以前の自動車学校は男社会で教習所も古臭い雰囲気だった。
◆指導員は免許を与えてやるような姿勢が強く、教習途中で指導員の態度に腹を立ててやめてしまう受講生もいたりした。
思わず笑ってしまいましたが、私も大学一年の夏の自動車教習所の思い出はよくありません。。。
そこで、15年ほど前に会社に入った石原さんは、
「私たちは何業か?」
「自動車学校は、単に免許を取ったらお終いの存在でいいのか?」
という会社の原点を見つめ直され、
単なる自動車学校ではなく、
★自動車学校に来る時にワクワクするような雰囲気・環境づくり。
★ルールや運転だけでなく、人の尊さを学んでもらう仕組み。
★免許をとったら、事故などを起こし育ててくれた親を悲しませることがない様に考えてもらう仕組み。
などを作り上げられ、その過程で社員のマインドも大いに向上されたとの事でした。
では、“私たちの会社・お店”は、どんな存在価値があるでしょうか?
“単なる商品・サービスのやり取り”を越えた、どんな存在価値があるでしょうか?
※什器セットの設置により、調剤薬局店頭で、ただ処方箋を
※ミラクルシリーズ体感会のお知らせチラシ。興味をもって
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■コミュニティに根づいた、薬局作りのお手伝い。
事例ブログ【天野Cozy】は週2回配信中です。
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■業界紙・薬局新聞(毎週水曜日発行)に、月1回
コラム“さあ、気軽に薬局へ行こう!”を連載中。
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2016年3月10日(第420号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員