こんにちは、天野晃治です。昨日のバレンタインデーは生暖かい変な天気。昨夜からは一気に冷え込んでと、本当にジグザグ天気ですね!
昨日の朝は、テレビで「知らないと怖い全身をむしばむ歯周病」
◇歯周病菌は強くないため、怖さの自覚が足りないが、特に持病もちの人だと、知らないうちにじわじわと全身をむしばむ恐れがある。
◇抜歯の主原因は、①歯周病42% ②虫歯32%
「消費者は分かっているだろう〜」ではなく、店頭から丁寧に、根気よくアナウンスしたいですね!
さて昨日は金城学院大学薬学部の第3回卒後教育セミナーに協力会として参加してきました。
◆講演1部:「薬局におけるトリアージ」
講師…医薬情報研究所 ㈱エスアイシー 堀 美智子取締役
◆講演2部:「薬剤師として知っておきたい感染症に関する知識」
講師…愛知医科大学 臨床感染症学 三鴨 廣繁主任教授
堀先生は名城大学薬学部の先輩、そして三鴨先生は次女がお世話になっている医大の先生。色々なご縁に感謝しつつ、講演前にお二人とお話しました(^^)。
さあ、2月も第3週。目の前の一つ一つにもっと集中していきましょう!
■今日のテーマは、『お客さん・患者さんに寄り添い、喜ばれる薬剤師』
昨日のセミナーは、薬剤師の視点、ドクターの視点で大変勉強になりました。特に、調剤薬局も経営してみえる堀先生は、今回の診療報酬改正で改めて注目されている【かかりつけ薬局・薬剤師】について何度も言及されました。
事例として、「こんな顧客にどう対応する?」では、
事例①…時々胸焼けが強く、胸のあたりやお腹が痛くなると来局した患者さん。
事例②…いつも飲んでいる薬が効かなくなってきたのでもっと強い薬が欲しいと来局した患者さん。
事例③…朝、布団から起き上がる時、腰に痛みを感じる。痛み止めを飲んだ方がいいのか、湿布を貼った方がいいのか相談にきたお客さん。
こういった場合に、ただ処方箋に対応するだけでなく、患者さん【顧客】の何を観察し、どんなことを尋ねるといいのか?
そして、どんな“ひとこと”を付け加えると喜んでもらえるか?
★例えば、胃が痛い(腹痛)で来院されても、処方箋待ちの間に、冷や汗がドンドン出できたら、他の病気の恐れもある。
★湿布を使う場合でも、カサカサした肌では薬剤が吸収されにくいので、「スキンケアの保湿液などで肌を潤わせてあげると吸収されやすいですよ」のひと言を付け加える。
★体温や血圧のついても、年齢と共に変化するので、3日ほど自宅で自分の平均体温や血圧を測る様に進める。 …などなど
地域のお客さん・患者さんのことを理解し、寄り添い、喜ばれるアドバイスができる【かかりつけ薬剤師】がますます求められますね(^^)。
※歯周病菌はあまり強くないので意識が弱い為、特に
※薬用ハンドクリーム【ビアンセ】。発売から3ヶ月。
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コラム“さあ、気軽に薬局へ行こう!”を連載中。
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2016年2月15日(第413号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員