こんにちは、天野晃治です。週末は3月並みに気温が上がりますが、週明けは最高気温が10度も下がるそうで、気温差が激しいですね!
週末(日)は、金城学院薬学部の第3回卒後教育セミナーに協力会として参加します。
さて一昨日、展示会に行ってきましたが、それぞれの業態において、環境変化が迫っていることを感じます。
その同じ10日には、厚労省の中医協が、2016年診療報酬改定について厚労相に答申しました。
◆特に調剤チェーンで、大病院からの処方箋が95%以上の門前薬局では、基本調剤料が現行410円→200円に。
◆門前にあっても、新設する“かかりつけ薬剤師”の基準を満たす薬剤師を一定数以上配置している薬局は減額が減る(服用歴管理指導料が現行の410円→500円に。)。
◆ジェネリック医薬品については、新たに発売する薬の価格は、新薬の現行6割→5割に下がる。
◆これまでは、調剤に占めるジェネリックの数量割合が、
55%以上で180円、65%以上で220円上乗せだったが、それぞれ65%・75%とハードルが10%引き上げられる。
…など。今回は特に、大手チェーンの門前薬局にとって厳しい改定になってきていますが、今回はあくまで第一ラウンドです。
さあ、2月も第2週末。自分の行動・思考の壁をやぶっていきましょう!
■今日のテーマは、『マツコ&有吉の番組での一コマ』
同じ一昨日の夜のテレビ番組「マツコ&有吉の怒り新党」の一コマで、調剤薬局の薬剤師に対する問答が。。。
こちらのことを知らない(知ろうとしない)薬剤師に、処方箋見るだけで、「どうされました?」と言われるのが嫌だ!「そんな薬剤師は何もしゃべらず、薬だけ渡してくれればいい!」的な厳しい投稿。
これに対し、マツコは多少薬剤師よりの発言で、
★「世間話はないの?ノー・コミュニケーションではね。」
★「飲み合わせの問題もあるから、全部把握してくれている薬剤師さんがいれば安心だけど。」
4月の報酬改定から、だんだんと「門前」から、「かかりつけ」への流れが強まってきます。
処方箋ありきから、その患者さん・お客さん目線ありきへの転換。。。
さきほども書きましたが、今回の報酬改定は、特に大手チェーンの門前薬局にとって厳しい改定になってきていますが、今回はあくまで第一ラウンド。