こんにちは、天野晃治です。暖冬とは言え、ようやく年末らしくなってきましたね。今週末は真冬並みの寒気で冷え込むようです。
さて、今月83歳になられた俳優・仲代達矢さんのインタビュー記事を読んでいましたら、3年前のエピソードとして、ある表彰式で同席した聖路加国際病院・日野原重明先生に、
「私も80歳なのでそろそろ…」と挨拶したところ、「若造が何を言っているんだ!まだまだ!」と言われたとのこと。
5年ほど前に、金城学院中学・高校での講演に日野原先生がいらっしゃった時も日野原先生は、「70代はまだ鼻たれ小僧ですよ!」などユーモアを交えながら、1時間半近く立ちっぱなし。「私の手帳は、講演などでこの先3年はビッシリ予定が埋まっています」っと仰られたのを覚えています。
現在、日野原先生は103歳!まさにスーパースターですね!
先月末に54歳になった私なんかが、「疲れた〜」「そろそろ体にガタが出始めた〜」なんてとても言えないですね(笑)。
さあ、師走も終盤に。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『いつもの自分のモノサシでなく!』
今日はお得意先の【ビックリ事例】2つから…。
一件目は、先月弊社で新発売した薬用ハンドクリーム【ビアンセ】。
そのインショップ店さんの目の前にドラッグストアがオープン。危機感を持たれた先生が、店頭に100個も(!)陳列して推売されたところ、1ヶ月弱で何と(!)70個以上販売。
先生曰く、「100個にチャレンジして良かった!」…と。
二件目は、今日来社した補聴器専門商社シンコムのSさんからお聞きした事例。
オーダーメイド補聴器は、専門性が必要ですし、単価が高いので、通常弊社では補聴器ののぼりやPOPを立てて、関心のある方に専門相談員派遣による【聞こえの無料相談会】に来ていただいて、納得された上で購入いただく様にしています。
普通は、そうしたPOP相談会チラシを見て、「私ちょって気になっているので…」と言われたお客さん数名に【相談会】に来ていただくのですが、シンコムのSさん曰く、
★普通のお店では、受け身で何人かの人が相談会に来てくれるのを待っているのに、あの先生が凄いのは、ほぼ全てのお客さんに聞こえの相談会を受ける様に話している。また地域の薬局として使命感を持ってみえる。
★一般的に難聴の方は、引っ込み思案的な人が多いので、かえってハッキリと【相談会】の話をしてもらえる方がいいのかもしれない…と。
上記の素晴らしい事例は、何か新たなことに取り組む時に、何となく腰が引けた対応ではなく、
「多くの潜在客がいるハズなので、もっと発信すべきではないか?」
「目標(モノサシ)をもっと引き上げるべきじゃないか?」
…という視点をもつことの大切さを示していますね。 感謝と共に!
※先月中旬から新発売の薬用ハンドクリーム【ビアンセ】は、
※【聞こえの無料相談会】では、専門相談員がお一人お一人
2015年12月21日(第398号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員