こんにちは、天野晃治です。
週末・金曜日の夜は2ヶ月に一度の勉強会“壺中の会”の記念すべき第100回定例会でした。いつもご指導いただいている江口克彦先生のご挨拶のあとは、スペシャルゲストの堺屋太一先生による講演「2025年の日本」でした。
“団塊の世代”の名付け親でもある堺屋太一先生は、
◇国の保障や制度だけの問題ではなく、高齢者問題をネガティブにとらえる“嫌老社会”でなく、“好老社会”を作ろう!…と。
◇高齢者の活用・勤務形態…年金以外の収入があれば。
◇コミュニティや家族生活の復活!
…を、事例や実数字を交えてお話されました。80歳になられるのに1時間半立ってしゃべられ、頭の回転と共に“凄い方の分かりやすい直提言”でした。
高齢化先進国・日本の2025年問題は、我々にとって仕事面でも私生活面においても、身近に迫っている大きな課題ですね。
さあ、11月も第3週。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『和やかな楽しいコミュニティを作る!』
前回のブログ(387号)に平均寿命と健康寿命の差について書きましたが、週末の日経新聞にも【平均寿命より健康寿命】のコラムが。
◆この10年の差を縮める試みが始まっている。
◆横浜のある介護施設では“美容教室”を開催。化粧することで楽しさと共に若返りも期待でき、横浜市では化粧することで介護費用が一人当たり年1万四千円減るとの試算も!
◆長野県松本市では、高齢者向けのウオーキングルート整備や体操教室に加え、若い年代からの取り組みが重要だとして30〜40代への認知症予防や生活習慣改善指導に乗り出した。
◆東京都品川区は要介護度が改善した介護支援に奨励金を支給する。
色々な意味で、健康寿命を延ばすためには、生活習慣の見直しや、日々の軽めの運動習慣と共に、
★「外に出る機会を作る」…人と接する、話す、予定を入れる。
★「病は気から」
…これは重要ですし、本当ですね! 昨日は、日頃からお世話になっている理央周(りおう めぐる)先生にピックアップしていただき、先生が以前から交流があり指導されている女性企業家グループ“淑女会”の秋の幸せフェスタ2015を見に行きました。
そこでは、美と健康についてのセミナーのあと、出展ブースが10以上も。ヨガ教室、カフェ、耳つぼ、家事代行、美容など多彩で元気な女性個人経営者にたくさん触れて、私も刺激を受けました。
地域住民の方も300名ほど集まり、和やかな楽しい“コミュニティ”でした。こうした【楽しい場作り】がますます求められますね!
※壺中の会・第100回記念定例会(勉強会)。江口克彦先生の
ご挨拶。
※元気のある女性経営者グループ“淑女会”の皆さんによる
2015年11月16日(第388号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員