こんにちは、天野晃治です。昨日は立冬、そろそろ冬支度ですね!
週末は、滝沢先生のお声がけにより新生・発足したプロ・アマ混声合唱団“名古屋室内合唱団”の第二回演奏会「ロッシーニ・小荘園ミサ曲♪」が名古屋電器文化会館コンサートホールで無事終了しました。
私の合唱活動はサカダンが基本ですが、今年で7回目の参加となる11月第3週末恒例の金城学院メサイア演奏会♪、そしてソリストとして活躍中のプロと一緒の高レベルな名古屋室内合唱団…、ご縁に感謝です!
名古屋室内合唱団の練習は月に1回(多くて2回)しかありません。そのぶん事前練習は必須で、周りのレベルが高いので冷や汗ものですが、キッチリ仕上げてくるプロの方々の凄さを身近で見られる環境は何とも刺激的です。
今回も、前半と後半の20分休憩の間に、ソリスト4名が「どうしてもしっくりしていない部分」を10分も繰り返し合わせていました。
普段ニコニコした彼らと、集中してスイッチの入った彼らの差。
どの道にも言えますが、日々の鍛錬があってこそのプロですね!評判次第で明日の保証がないプロ声楽家の凄みを感じた時間でした。
さあ、11月も第2週。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『調剤+買い物の楽しさを提供する!』
今日は、調剤薬局ジャーナル11月号の社説から。
★ドラッグストア業界は伸びがほとんどなくなってきており、価格競争から質の時代への転換せざるを得なく、色々な動きが出てきた。
・調剤併設だけにとどまらず、在宅医療・介護まで手掛ける先も。
・これまで生活者は価格だけを訴求する店に通っていたが、これからは「安いから行く」だけでなく、「スタッフの接客がいいから行く」という人が増えてくる。
★これに対して、調剤薬局は“生活者が何を望んでいるのか”、全く理解していない経営者・薬剤師が少なくない。実際の生の声として、
・病院の門前にある調剤薬局に処方箋を持参すると、ただ機械的に処方箋を受け取り、笑顔もなく、「お薬手帳はありますか?」が最初の出会いの言葉だった。「せめてお体はいかがですか?」ぐらい声をかけられないのか…と。
・その患者さんが、少し離れた調剤併設のドラッグストアへ処方箋を持っていったら、笑顔で迎えてくれた。ジェネリック医薬品についても詳しく説明してくれ、待っている間に買物もできた!…と。
かなり手厳しい文面ですが、患者さん目線・お客さん目線に立てば、当然かもしれません。
健康サポート薬局の議論が深まり、生活者もだんだん勉強します。
◇待合室には、椅子と簡単な雑貨以外に何もない。
◇機械的な会話があるだけ。 …でこれから選ばれるでしょうか?
「処方箋+健康チェックとアドバイス+日々の健康・予防につながるセレクト商品」で、【調剤+かかりつけならではの会話、買い物の楽しさの提供】が望まれますね!
※名古屋室内合唱団♪第二回演奏会「ロッシーニ・小荘厳
※打ち上げでの1枚。若手ソリストとして活躍しているテナー
2015年11月9日(第386号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員