こんにちは、天野晃治です。長いシルバーウイークがあった為、曜日感覚が狂っていますね。
弊社ごとですが、老朽化した本社ビルを解体・新築することとなり、来月から仮事務所にしばらく移転することとなりました。
休みの日に一日、会社の机と書籍棚などを整理して段ボールへの積め込みに大汗でした。
さて先週の日経ビジネスの特集は、「2040年、日本を襲う“超々高齢社会”」。
◇本誌の約1,000人アンケートによると、老後に不安を感じる人が7割。
◇高齢化は地方都市だけの問題ではない。現役世代が老後も都会にとどまり、東京の65歳以上の高齢者数は25年後には150万人も増え、412万人になる推計。
70〜80代で元気ハツラツな方がとても多いので、65歳以上を高齢者とするのは違和感がありますが、増え続ける医療費や介護の問題から考えると、【健康長寿】への関心を持ち、努力し続けることが大切。
さあ、9月も後半です。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『NPO法人での認知症予防実践プログラムにて』
上記の特集では関心が高まっている認知症に関するデータも。
◇2012年度では、認知症患者数は462万人。認知症になる可能性がある軽度認知障害を含めると862万人。…高齢者の4人に1人が認知症とその予備軍。
◇これが2025年になると1300万人となり、3人に1人に。
抜本的な治療薬がない中で、
★認知症発症の20〜30年前から始まっている原因となるアミロイドβやタウ蛋白の沈殿が始まる時期をいかに遅らせるか。
★日頃から手・口・足をよく使う。軽めの運動習慣をつける。ただ歩くのではなく同時に2つ以上のことを行う。
★そして大事なことは世間・人と接する機会を積極的に作ること。
先週末に、参加しているNPO法人“健康な脳づくり”による名古屋市天白区平針南での認知症予防実践プログラムの第2弾がスタート。
前回から引き続き参加の高齢者の方もいましたし、初めて参加された老夫婦もおられました。
初回ということで、簡単な体力検査をしましたが、片足立ちで1分以上平気な足腰が元気な方がいた一方で、5秒も出来ない方も。…実際、1分は結構長いです!
また認知テストでは、ある4つの単語を覚えてもらう。覚えてすぐなら、ほとんどの方が4つとも正確に言えますが、他の設問をやってしばらくしてから再度聞くと、2つぐらいしか覚えてない場合が多かったです。
“覚える努力”と共に、“思い出す努力”も認知症予防には大切ですね!
そして、何といっても、家に引きこもらずにこういう場に出てくること・スケジュール表が埋まっていることも大事だと思います。
※NPO法人“健康な脳づくり”による名古屋市天白区平針南
2015年9月25日(第374号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員