こんにちは、天野晃治です。
私は最近あまりプロ野球は観ないのですが、今年のセ・リーグは昨日の時点で全チームが勝率5割以下で、首位から最下位までが2、5ゲーム差の大混戦の珍事。
セ・パ交流戦でセが大きく負け越したことが原因だそうですが、温室ではダメ!いつも同じ環境にいてはダメ!…ということでしょうか。
こういう時代だからこそ、新たな挑戦をする“たくましさ”や、すぐに諦めない“折れない心”を持つ【積極的楽天主義】が必要とも言えますね!
家電業界最大手のヤマダ電機が約1割にあたる60店舗を閉鎖するとのニュースが流れましたが、拡大一辺倒でもいけない。一方で、昔うまくいったことに固執しているだけ・じっとしているだけではジリ貧!
さあ、実働日数が長かった6月も残り5日。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『そんな商品売れないよ…と決めつけない!』
昨日の日経流通新聞の小阪裕司先生のコラムにあった、ある個人スーパーさんの話。
◇店主が是非売ってみたいと思える商品を見つけ、その仕入れをチェーン本部のバイヤーに頼んだところ、「そんな高い商品、誰が買うの?絶対売れないからやめておきなさい」との返事。
◇再度頼んだが、既に同じカテゴリーで2倍入って3分の1以下の低価格品があり、それすらPOSデータ上は月に1個しか売れていないので必要ない…との返事。
◇そんなやり取りの後にようやく仕入れてもらい、テスト販売したところ、2週間で21個も売れ、顧客にも大好評だった!
ここでの学びは、「売れないと決めつけてしまう意識」を見直すことの大切さ。売れないと決めつけてしまっては、何も生まれないし、定番ばかりのお店では楽しみがない!
また、「POS上は売れていない」「高いから売れないだろう」というのも、あくまで売り手目線。お客さん目線に立ってみれば、
・売れていないのではなく、価値が分からないから買わない。
・健康や素材の違いに関心の高い人は、ちょっとぐらい高くても買う。
弊社の場合でも、
★1,150円の医薬部外品の口臭対策スプレー【ハーペント】は生協さんでも扱いがあり、安い口臭スプレーに満足しない方が買われています。
★高反発クッション【JPクッション】は12,500円しますが、実際に店頭で乗って足踏みして、必要性や良さに気づかれると購入されます。
※医薬部外品の口臭対策スプレー【ハーペント】を
※暑い夏でも、室内で【JPクッション】の5分の足踏みで
2015年6月25日(第348号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員