こんにちは、天野晃治です。梅雨前線が活発になっていますね。
今朝の中日新聞に薬局についての問題点記事が。
※事務員が調剤していた問題。薬歴未記載問題。
※医薬分業が進む中での構造的な問題。
また、今週月曜日の「たけしのTVタックル」では、ニッポンの医療SPと題して、
◇お薬手帳のカラクリ
◇門前薬局は黙っていても儲かる
◇薬局によって支払う値段が違う
こうした記事掲載・指摘の頻度があがっていますね!
先月末の塩崎厚生労働大臣の“かかりつけ薬局への再編”発言にもあった様に、色々な意味で今までの分業とは違う形が求められていくことは明白です。
さあ、6月第2週後半。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは、『目に見える場作り・什器の効用』
弊社では、お取引のある調剤薬局さんで、簡易な【専用AMANO什器】を設置して、手頃なシーズン商材や専門性があるセレクト商品を並べることをご提案しています。
・狭くて什器を置く場所がない。
・飴やマスク程度があればいい。 ・従来からの棚があるから、わざわざ什器を並べなくてもいい。 との話もお聞きしますが、実際に什器を設置し、陳列・POPで場を作ることにより、
「患者さんが待ち時間に触ったりして会話が生まれた」
「お互いに待ち時間にイライラしなくなった」
「手頃価格で美味しい北海道黒豆茶が凄く売れる」
「ワンコイン程度のものしか売れないと思っていたら、6,000円のリンクルクリームがいくつも売れてビックリした」
…などの声が実感と共に増えています。
また、待ち合いの椅子に認知症予防対策【ミラクルグリップ】の見本と説明POPを置いておくことにより、患者さんが試されたり購入される例を増えています。
私はいつも申し上げることですが、「まず、場作りして目に見える変化を作ることにより、患者さんも薬剤師さん・スタッフさんも次第に馴染んできますし、だんだん地域に根づいたコミュニティ薬局の形になっていきます。」
2015年6月11日(第344号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員