こんにちは、天野晃治です。
週末18日に奈良県大神(おおみわ)神社の鎮花祭へ。こちらは日本書紀にも載っている「薬の神様」としても知られ(お酒の神様としても!)、関西の製薬関連会社が多数参列。私も名古屋の薬業界グループとして参列しました。この地の名物としては三輪素麺がありますね!
さて、最近関心が高まっている認知症予防、そしてロコモ対策。
★骨粗鬆症のリスクが高まる高齢者の大腿骨頸部の骨密度は1年で1〜2%ずつ減少するが少しずつなので実感がない。
★骨は立ったり走ったりジャンプすることで丈夫になるので、運動習慣は大切。
★同様に、筋肉も20〜30代をピークに1年あたり0.7%減る(=60代までに20%)。
★しかも、60代を過ぎると1年に2%と筋肉萎縮スピードが上がるとの事!…ということは何もしなければ70代までに40%減る!!!
高齢になると、急につまずくやすく転びやすくなるのはこの数値を見ても明白。「1日1万歩、歩きましょう」は毎日はなかなか出来ませんので、それを補うものを店頭から色々と情報発信したいですね!
さあ、4月も後半入り。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!
■今日のテーマは『場作りについて③』
今日の日経流通新聞に「歯医者さんはおもちゃ屋さん?」の記事。
◇この歯科医院の中に入ると、小さな子供が喜びそうな昔懐かしの玩具がズラリ並んでいて、駄菓子屋のような楽しい雰囲気。
◇これらは治療を泣かずに頑張ったお子さんへのご褒美用。
◇これにより子供は喜び、また頑張った自分の子供がご褒美をもらえる姿を見られる保護者も喜ぶ相乗効果が生まれた。
◇こうした話が広まり、この歯科医院では小さな子供向けの治療比率が5割を超し繁盛している。
これも一つの素晴らしい【場作り】実例ですね!
昨日朝のテレビ番組“報道2001”では、医療の無駄と題し、
※医療費が毎年1兆円増える危機的財政にあって、今こそ医療の無駄を洗い出すことが大切。
※健康診断での正常値範囲が必要以上に厳しくなったことが医療費の増大を招いている。健康診断に頼るよりも、食生活の見直しや予防を心がける方が効果的。
地域の日々の健康・予防のプラットフォームとして、お客さん・患者さんが喜ぶ・集まる・入りやすい、
★チェーン店では出来ない一人一人のお客さん目線での【場作り】
★従来の調剤偏重だけで終わらない【場作り】 をしましょう!
※大神神社鎮花祭では多くのお薬が奉納されています。
2015年4月20日(第330号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員