こんにちは、天野晃治です。週末よりまた寒さが戻りましたね。
この週末の土・日に第100回薬剤師国家試験がありました。昨年度より一気に出口(合格者数)が絞られ(新卒で70%)、「資格試験」→「競走試験」の様相となり、その流れの続きで学生さん達にとっては厳しいストレス下での試験だったと思います。
皆さんが笑顔で結果を受けられる様に祈っています。
さあ3月のスタートです。消費増税から12ヶ月め、想定を越え長引く消費低迷で消費支出額の▼5%下げ圧力が厳しいですが、こういう時だからこそ、日々目の前のことに集中し、お客さんの顔が見える・お客さん目線の発信をしていきたいですね!
■今日のテーマは、『そこを乗り越えれば…!』
今朝の日経流通新聞に、“コンビニが客単価アップの知恵比べ”と題して、
◇弁当+ついで買い
◇店内のパン工房で焼きたてパンを使ったハンバーガー
◇生ビール販売でちょい飲み需要取り込み …など。
店舗数の増加が止まらないコンビニですが、既存店客数は減少が続いており、客単価アップで生き残りをかける対コンビニ対策、対スーパー対策になっています。
売上 = ①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート の原理原則にあって、
大手チェーンですら価格競争の限界になっている中で、中小・零細店、過渡期にある調剤薬局はお客さんにとってどういう【存在】になっていくべきでしょうか?どういう【場】になっていくべきでしょうか?
中小・個人店の強みはお客さんの顔が見える、一人一人を見てしゃべられること。
消費者心理としてもチェーン店ではほかっておいてほしいですが、顔が見えるお店では“ほかっておかれたくない”。でもその一方で“一方的に売り込まれたくもない”。
だからこそ、お客さんに【気づいてもらう】【聞いてもらう】【試してもらう】キッカケ作りや、流れ作りが大事になりますし、そこを乗り越えれば会話がドンドン流れていきます。
結果的に距離感が近づいたり、高単価な商品・サービスの販売につながったりしていきます。
※書店を3件ほど回りましたが、西野仁雄先生著の【ミラクルグリップ〜握れば脳が若返る〜】は平積み陳列中。新聞各紙朝刊にもこの週末にかけて発売案内が掲載されました。
2015年3月2日(第317号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員