こんにちは、天野晃治です。立春を越えましたが、2月も寒さが厳しそうですね。
冷え性の方にはつらい時期ですが、生活習慣や食べ物・飲み物の見直しも大切です。体を温める食べ物を列挙しますと、
◇野菜…カボチャ、人参、ピーマン、ほうれん草、山芋、しょうが、玉葱、ネギ、唐辛子
◇果物…リンゴ、さくらんぼ、桃、なつめ
◇豆・穀類…小豆、いんげん、玄米、ごま、栗、クルミ、納豆
◇乳製品…チーズ ◇調味料…からし、胡椒、味噌、山椒、みりん
また適度な運動で血液の循環を良くしたり、体温を上げる。入浴時には内容たっぷりの体を芯から温めてくれる入浴剤を。そして暖かい布団での睡眠を。特に冷え性・虚弱体質の方には、漢方の十全大補湯ドリンク剤【補全】をおススメします。
さあ、新年2ヶ月めの第一週後半です。敬愛するオグ・マンディーノは、自分の現状への不平不満を言うのではなく、健康で生活・仕事できることに感謝し、【自分の枠を超える】様、奨励しています。
マインドと目線を引っ張り上げていきましょう!
■今日のテーマは『地域包括ケアにおける地域の薬局の役割』
医薬分業がいよいよ7割近くに達し、調剤薬局は57000件にも増えて、いよいよ成熟→大きな転換期を迎えています。
本来、地域における医療提供施設であり、健康と未病の相談窓口としての役割を担っていたハズなのに、処方箋がないと入れない調剤薬局・地域の人が気軽に入れない薬局が多いとの声.
「地域包括ケアシステムの構築や薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点作りに力を注ぐ厚生労働省としては、こうした現状は看過できない」
「薬局は現在の件数も必要ない」 …という話も耳にします。
果たして10年後に、今のままの形で調剤薬局が存在し得るのか?
地域包括ケアでは、“医療”“介護”だけでなく、“予防”“生活支援”“住まい”の5領域に対して、薬局・薬剤師として地域貢献していく視点が必要と指摘されています。
調剤にだけ偏重ではなく患者さん・、地域住民の方にとっての、
★日々の健康、未病、美容に関するアドバイザー
★介護や認知症予防に関するアドバイザー
★食生活アドバイザー
日常生活の延長に地域密着型の薬局が存在する本来の姿に近づく、色々な発信・場作りをしていきましょう!
2015年2月5日(第310号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員