こんにちは、天野です。今朝の日経新聞に「日常に転倒リスク」。
◇転んでけがをする人が一向に減らない。高齢者では骨折して寝たきりになるリスクが高まる。
◇自宅玄関のわずかな段差につまずき、足を骨折してショックを受けたまだ60代の男性。
◇「まだ若い、大丈夫」と思っている30〜40代でも思わぬ怪我を。
昨年の東京消防庁のデータによると、転倒事故の56%が自宅などの居住場所、33%が道路・交通施設とのこと。
1週間前の名古屋市立大学病院での市民講座でも、
★高齢になったら、注意すべきはメタボよりもロコモ!…足の衰え・運動器の障害により介護リスクが高まる。
★ただ平坦な道をぶらぶら歩くだけでなく、階段の上り下りとか、早足を入れること。
★日頃から、手・口・足をよく使うこと。認知症予防にもつながる。
さあ、11月が始まり今年もあとわずか2ヶ月。ちょっと背伸びをして、マインドと目線を上げていきましょう!
■今日のテーマは、『誰に伝えたいのか?』
一昨日に名古屋のカリスマ・マーケッターとも言われる理央先生が来社されました。先生の新刊“なぜか売れるの公式(日本経済新聞出版社)”は、本屋さんでもしっかり積まれ、たちまち重版の人気です。
理央先生がいつも言っておられますが、
★厳しい時代でも、流行っているお店には、共通の“仕掛け”がある。
★顧客が自然に「欲しい!」と思うような仕組みを絶えず考える。
★①何を、②誰に、③どうやって、の順番に徹底的に考え、実行する
この本にも事例として出てくる自転車さんの例ですが、①の“何を”は通学用自転車。では次に、②の「誰に対してアピール」するべきか?それによってチラシやPOPなどの文章も変わってきます。
この場合、訴える相手は中学生ではなく、お金を出すお母さんですよね!値段だけでなく、近所の自転車屋だから出来るアフターサービスやママ友を紹介いただく仕掛けをして、この個人自転車屋さんは量販店も驚く台数・金額を売られました!
弊社の場合でも、高反発クッショングリップやJPクッションでは、
★店頭で先生ご自身が自分用に購入される例
★店頭スタッフさんやお客さんが自分の親の為に購入される例
★店頭からは、“認知症予防”情報の発信や、父の日・母の日・敬老の日・誕生日のプレゼントとして …など。
【お客さん目線】に立って、色々と考えていきましょう!
2014年11月2日(第284号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員