こんにちは、天野晃治です。朝晩の空気が秋を感じますね。
大学では後期が始まり、4年の長女は薬局実務実習に出る前の共用試験への準備・緊張感が少しずつ出始める時期となり、2年の次女は一ヶ月以上に及ぶ解剖実習が始まり大変の様です。
先日、全国健康保険協会愛知支部が名古屋市薬剤師会を訪れ、ジェネリック医薬品の利用促進へ患者への一層の声がけを依頼しました。
超高齢社会を迎え、医療費削減の声が高まる中、薬局・調剤薬局に求められるものは何でしょうか?どういう薬局像が必要でしょうか?
5年後・10年後の【地域にあっての】、また【患者さん・お客さんにとっての】、健康・未病のヘルスケアステーション像を描かないと…!
さあ、9月第3週も後半、【マインドと目線を】上げていきましょう!
■今日のテーマは、『不特定多数を狙いますか?』
さて、大衆薬のネット販売自由化を先導した中心人物のケンコーコム創業者・後藤社長が辞任の記事。後任は一昨年に親会社となった楽天から出るそうですが。
その後藤氏が、「大衆薬・日用品のネット通販市場は、楽天・アマゾンなど巨大資本を背景にパワーゲームに入り、採算度外視の価格でシェアを取りにいかないといけない局面に入った」とコメントしました。
同じ様に、健康食品やスキンケア商品通販で、“初回無料”“初回1,000円”などの新聞広告やTV広告が溢れています。
不特定多数を狙う、他社からシェアを奪う…という体力勝負。
中小・個人店がやることではありませんし、やってはいけません!
われわれがするべきことは小資本をかけて、
★自店・自社に気づいていただくこと。
★そして、色々な情報発信をして“ためになるな”、“必要だな”と思っていただくこと。
★そして、商品・サービスも含めて気に入っていただくこと。繰り返し利用していただける様な関係を作っていくこと。
そのための【発信】を色々とやっていきましょう!それも単発でなく、いくつか【連動】していくと、お客さんの記憶にも残っていきます。
【ご連絡】今月出版されました『認知症にならないために。〜認知症予防最前線〜』では、ミラクルグリップやJPクッションの説明も載っています。
2014年9月18日(第271号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員