こんにちは、天野晃治です。台風8号による大雨が心配ですね。
7月も第2週末。蒸し暑くなってきましたが夏の健康対策と言えば、
◇夏バテ対策
◇一方で、エアコンや冷たい食べ物・飲料による内臓・体の冷え
◇運動不足・肥満による足のむくみ・血流の滞り
さて、長寿社会に求められる薬局のあり方を模索している日本地域薬局薬学会が先月開いたシンポジウムにおいて、
★患者さんに対し処方箋薬についてだけでなく食事指導している例
★OTC薬や健康食品、皮膚トラブルなど幅広い相談に対応している例、…などが紹介された反面、
★健康相談を幅広く実施している保険薬局がわずか2割
★健康セミナーの実施はわずか1割と非常に低い
との報告も。健康長寿を目指す地域インフラとして求められている薬局像・薬剤師像を目指しましょう!
■今日のテーマは、『既存客さんに気づかせられていないもの』
今日は既存客と新規客についてシェアしたいと思います。
新規客やお店に馴染みのない方にお店に入ってもらう為の、店前看板や店頭ボードの効果が色々な業種店で見直されています。
では、既存客さん(いつも決まったものだけを買われる)のお買い上げ額アップには何が効果的でしょうか?
小阪裕司先生がいわれる、
★お客さんが気づいていない価値を伝える・教える
★POPやDM、ニュースレターで伝える・語る
★お客さんのタイミングもあるので、アナウンスは継続的に行う
★何かのキッカケになる小さなイベント・交流を図る
弊社のお得意さまの例でも、
◎【高反発クッショングリップ】で、普段はあまり購入額のない年配のお客さんが自分や身内のためにいくつも購入された。
◎【JPクッション】のチラシでぎんさん三姉妹の写真を見て、「自分に必要だ!」と購入され、仲の良い近所のお客さんに体験してもらい、何枚も売られた例。
◎店頭には飴やマスクしか置いていなかった調剤薬局さんが、【リンクルクリーム】をデカPOPを貼って並べたところ、患者さんから「これ下さい」「試供品いただけますか?」などの会話が生まれた例。
【お客さんは目の前にいます!】
「こういうのを探していたのよ!」「ここで買えるんだ!」「これ、気になる!」などの会話が生まれます様に!広がります様に!
2014年7月10日(第254号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員