こんにちは、天野晃治です。昨日の東京はまた局地的な大雨で、名古屋の今日は真夏日。今年の夏の天気は読みづらいですね。
さて、消費増税から3ヶ月。反動もそれなりに収まってきましたし、われわれも消費者の立場では、それなりに慣れてきたと言えます。もちろん、【メリハリ消費】は強まっていますが(!)
日経流通新聞の小売業調査によると、今年度の客単価が上昇すると答えた企業割合が1/3にのぼり、下がると答えた企業の2倍。
★値段は少し高めでも、品質にはこだわって、イイものを。
★潜在需要の深掘り…健康、美容、趣味、旅行、オーダーメード
★スーパーでもデパ地下並の高級シューマイ等品揃えを増やす店
★健康にこだわった食材、こだわりの醤油・味噌、香りと味わい深い珈琲豆。
■今日のテーマは、『近くのお客さんを開拓する』
超高齢社会となり、【半径500メートル商圏時代】と言われますが、一般的な店舗の場合、来店客の8割は、徒歩10分以内・自転車で10分以内・車で10分以内の距離圏内と言われています。
最近、コンビニが住宅密集地に出来たり、近隣にスーパーがない地区に小型スーパーが出来たりしていますが、まさに【いかに近隣のお客さん】に来てもらうか。
このブログでも何回か書いていますが、お店前の“立て看板や店頭ボード”による来店客アップ効果が色々なところで見直されています。
実際問題として、近くに住んでいても「入ったことがない」「知ってはいるけど、入る用事がない」「そういうお店があることに気付かなかった」「気にはなるけど、入りづらい」…など、非常にもったいない話が結構あります。お互いにとっての【機会損失】とも言えますね!
店前対策として看板や店頭ボードを改善し、
1.足を止めてもらう
2.興味をもってもらう
3.入店を促す
★メニュー・お勧めを2〜3絞って紹介する・コメントをつける
★限定数のあるメニュー・サービスを紹介する
★お試し体験・気楽に入りやすいイベントの案内
★実績 …などを書く
飲食店さん、化粧品店さん、不動産屋さん、塾、饅頭・ケーキ屋さん、お花屋さんなど他業種には参考になるものも多いですね!
偶然来てくれるお客さんもいますが、遠いとなかなかリピート来店はしてもらえませんので、近くのお客さんをもっと開拓しましょう!
2014年6月30日(第251号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員