こんにちは、天野晃治です。6月も第4週に入りましたね!
週末は男声合唱団・サカダンで3ヶ月ぶりの老人ホーム慰問♪でした。皆さんと一緒に歌うコーナーもあり、笑顔が広がったのが何よりでした(^^)。当たり前のことですが、皆さんそれぞれに人生・物語があることをつくづくと感じましたし、もらい泣きした団員もおりました。
さて昨日、ベストセラーの「本能寺の変・431年目の真実」を読みました。著者が明智光秀の末裔で、丹念な史実と資料考察がなされて、今まで何冊も読んだ本能寺の変の書籍では間違いなく№1。
そこで改めて感じたのが、歴史的な常識・思い込みの怖さ。まさに、常識は当時の権力者によって作られ、その後の時代の間違った考察がそれに膨らみをもたせてしまう…の典型。
IT全盛の現代にあっても、情報洪水の中で正しい情報を認識する感性・アナログ感覚・理性は大事ですね。
■今日のテーマは、『初めてのことは8割の人が否定から入る』
この常識の厄介さ、思い込みの厄介さはわれわれ一人一人にも当てはまります。長く人生や仕事をやっていますとイイ意味でもワルイ意味でも経験からくる常識が思考・行動を縛ってしまいます。
特に初めてのものに対しては、8割がたの人が(!)否定から入ると言われています。商品・サービスの場合ですと、
◇そんなものは売れない
◇そんなお客さんはうちには来ない
◇そんな高いものは売れない
◇そんな対応はうちではやってられない …などなど。
【商売は時代適応業である!】と言われています。われわれの業界も個人業種店の時代からドラッグ・業態店の時代へと大きく変わり、個人店を凌駕したドラッグストアも食品スーパー・ホームセンター・コンビニとの競合が激化し、再編期に入っています。
その間、医薬分業が進み、個人相談薬局の受け皿ともなった調剤は急成長しましたが、この4月の報酬改定ではいよいよ制度変更が始まった感が強まっています。
そして今月12日の改正薬事法の施行。
【お客さんは目の前にいます!】ので、お客さんが望むもの・お客さんに喜んでもらえるものに色々と取り組んでいきましょう!
その結果として、超高齢社会、半径500メートル商圏時代にあって、地域の【入りやすい】【色々と相談しやすい】【頼りになる】、そして国が求めている健康・未病ステーションの姿に近づいていきます。
2014年6月23日(第249号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員