こんにちは、天野晃治です。
6月第3週も後半に入りましたね。今週末は、男声合唱団サカダンで3ヶ月ぶりの老人ホーム慰問♪です。
さて、蒸し暑くなってくると食中毒のリスクも上がります。
細菌性食中毒の年間患者数の7割は6〜9月に報告されており、暑くなってくるこの時期、食卓を拭く台布巾に付着した雑菌が増殖しやすく、免疫力の低い子供や高齢者には注意が必要です。
◇台布巾は使用後、漂白、天日干し、又はアルコール除菌
◇ハンドソープを使って、10秒以上しっかり手洗い
◇エタノールで死なないノロウイルスなどには次亜塩素酸Na水溶液【ノロキラーS】
■今日のテーマは、『患者さんが望んでいることに貢献する』
昨夜、名城薬の同級生・後輩と食事しましたが、調剤業務は今までの忙しさに加えて、制度変更の影響が色々と出てきていますね。
先週12日に改正薬事法が施行されました。事実上のネット解禁になったことで店頭を含めて更なる価格競争激化が予想される中、対面限定となった要指導医薬品などどういう対応をしていくべきか。
業界紙の日本薬剤師会緊急インタビューからの抜粋ですが、
★調剤だけではダメ。きちんとセルフメディケーションの対応ができる薬局づくりを。
★薬剤師は専門性を発揮して、生活者から「重要なことを言ってくれた」「良いことに気づかせてくれた」と言われるようにならないと。
★ネット販売で全てが片付くようでは、薬剤師はほとんど要らないという状況になりかねない。
★分業バッシングがなぜこれほど強まっているかを考えないといけない。
★患者さんたちが何をしてほしいかを聞かずに、一方的に処方箋を見て薬のことばかり伝えてしまっている。患者さんなりに色々と薬剤師に相談したいことがあるのではないか。
★地域の健康ステーションとして日頃から調剤だけでなく、OTC・健康食品などの販売を通じてお客さんとコミュニケーションと取っていくことでより密接な理解と指導、情報提供ができる。
今朝、ある調剤薬局の薬局長をしている同級生と、午後に後輩と話したのですが、この4月の報酬改定により粗利が1割減っていることと、調剤だけでなく患者さん・お客さんとの関わりをつくっていくことの大切さの話になりました。
そして、飴やドリンク剤など低価格品だけでなく、【全身うるおい保湿液】【リンクルクリーム】【ミネドリン(天然アミノ酸液)】等の少し高めのセレクト商品が調剤薬局の患者さんに喜ばれていることを伝えました。
2014年6月19日(第248号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員