こんにちは、天野晃治です。
紫陽花が見ごろになりましたね。どんな週末・父の日でしたか?
サッカーワールドカップの日本の初戦は残念な逆転負けでしたが、次のギリシャ戦は「日本らしさ」を見たいですね!
さて、先週12日に改正薬事法が施行されました。厚労省によると、ネット販売の届け出があったのが5月末で1028店。
そして12日施行日に632店舗のサイト確認をしたところ、店舗の写真を掲載していないなどの販売ルール違反が延べ306件あったとの発表。今後も色々な動きがありそうです。
ただ、同じルールのもとでは、体力消耗戦になるのは不可避ですね!
さあ、6月も第3週に入りました。今日やること、今週中にやること…、優先順位をハッキリさせていきましょう!
思わぬことが起こり振り回されることもありますが、“重要な仕事”が“緊急な仕事”の後回しにならない様、お互い注意しましょう!
■今日のテーマは、『物を売るバカ・②』
今日は前回(246号)に続き、「物を売るバカ(川上徹也著、角川書店)」より。
大手チェーンでも既存店売上が前年割れする時代にあっても、伸びている小さなお店や会社には「物語」「ストーリー」がある。
★人はその商品やサービスに「ストーリー」「思い」があると、興味をもったり、共感したりする。
★それには、その場で味わえる「体験」「コミュニティ」「人と人とのつながり」も含まれます。
この本に出てくる事例では、
・新人バイヤーが発掘した桃みたいな“かぶ”
・父から受け継いだ“思い”を売る納豆メーカー
・お客さんを楽しませるイベントを売る地ビールメーカー
・店長、スタッフの写真・プロフィールを張り出すスーパー
・棚田オーナー制度で、米を売るのではなく、農業体験を楽しむ物語を売っている
・書店でありながらその枠を越え、「本を通して人と人を繋げ」、自店だけでなく、商店街を巻き込んで地域を盛り上げている
などなど。
超高齢社会・半径500メートル商圏時代になって、あの昭和時代の人と人の繋がりへの渇望感が強まっています。
コミュニティに根付いた、「居心地がいい」「安心できる」「相談できる」「長く付き合える」お店としてどんなことに取り組んでいったらいいでしょうか?
どんな発信をしていくべきでしょうか?
2014年6月16日(第247号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人健康な脳づくり 会員