こんにちは、天野晃治です。ゴールデンウイークは如何でしたか?
私は大学生の長女・次女に付き合っての買い物と、両方の実家へ。消費増税の反動うんぬんの記事もありますが、混んでいるところは凄く混んでいましたね!
そして今日は来週末に行われる恒例の名古屋の音楽祭“栄ミナミ音楽祭"に今年も私が属する男声合唱団サカダンが2回歌いますので、このあとパート練習に行きます。
この休みに本を5〜6冊読み返したのですが、本にボーダーラインを引いてある文章に対して、
●何となく、自分なりに意識的にやれていること
●やれたり、やれなかったり、今一つ継続できていないこと
●結局、そのまま先延ばしにして逃げてしまっていること
さあ、5月の活動も本格化。消費増税による反動の落ち込みも想定以内に収まる見方が増えている中で、【メリハリ消費のお客さん】にしっかり情報提供し、接点拡大していきましょう!
■今日のテーマは、『心の豊かさ商品が3分の1』
オラクルひと・しくみ研究所・小阪裕司先生が特集された月刊「商業界」を読み返してみて、何度も指摘されている、
★モノではなく、人にフォーカスして、どうしたらお客さんに喜んでもらえるかという人を軸に。
★「売る」から「教える」「伝える」に変わる。
★お客さんの困りごとや、心の豊かさを提案する。
★アナログなコミュニティの中に、お店や主人と価値観を共有する場が出来る。
小阪先生の実践会で有名なお店で、一時は廃業を考えていた過疎地の小さなスーパーさんの、あのプリン事件!
◇4個発注したはずのプリンが誤発注で96個も納品されて頭を抱えた店主が、値下げをせず、手書きPOPや、口頭でお客さん商品の良さを薦めて、わずか2日で売り切った。
◇これを機に、それまでは売れ筋ばかり並べ、価格商売に陥っていた店主が、「お客さんは何を求めて店に来ているのだろうか?」と考えるようになった。
◇そしてプリン以外にも横展開し、「それを買う楽しさを味わってもらう」様に心掛けて以来、お店の業績は伸び続けた。
◇今や、商品は必需品が3分の2,心の豊かさ商品が3分の1。
この「価格が高くても商品の価値をお客さんに理解していただければ、売れる!」ことを実証したプリン事件は、意識すれば至る処にあることが分かりますよね!
先月、弊社が普及と販売協力を始めた、手や脳に刺激を与え、認知症予防効果が高い“高反発クッショングリップ”でも、商品の価値や背景を理解し、必要性を感じ、自分の身近な人やお客さんに紹介したいと取り組みいただいた数百件の薬局さんは価格は二の次でした。
2014年5月6日(第235号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事
NPO法人 健康な脳づくり 会員