医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ薬局】【三方良し】なくては困る街の健康相談店・処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局

  • 投稿日:

こんにちは、天野晃治です。昨日は金城学院グリークラブ♪の定期演奏会でした。私は、予定が重なり、伺えませんでしたが、21時半からの打ち上げに参加。高校3年生の子達にとっては、最後のステージで、大学生やOGが多くバックアップする素晴らしい文化に感動(^^)。

その中には、私と同窓(名城大学薬学部)の2年生の子や、医学部を卒業してこれから世に出るピカピカの子もいました。どの世代であろうが、【目が輝いている人】、【自分がある人】、【エピソードがある人】は一緒にいて楽しいですね!

さて、消費増税を来週に控え、駆け込み商戦も最終に入りました。

★ただ仮需対応するだけ・先取りするだけで3月を終えない様、4月以降を見据え、仕込み・種マキをしていきましょう!

★どうしても【自分の目線】でやっていると、「自分なりにやってるつもりなんだけど…」という言葉が出てきますので、【あるべき姿としての目線】に引き上げていきましょう!

■今日のテーマは、『POSの死に筋データは正しいのか?』 目

 

何か新しいことや、ビックリする事例を聞いたりすると、

「それはそのお店が特別であって、うちではそういうモノは売れない」

「うちには、そういうお客さんは来ないから…」

って話がよくありますね。私もそう答えることがあります。

昨日の日経流通新聞の小阪裕司先生のコラムで、先生の実践会メンバーで地方の個人スーパーさんの話が。

◇そのお店では、以前はワインが3ヶ月に5本しか売れず、高齢者の多い過疎地だから、この地域にはワインを飲む人はいないと思い込んでいた。

◇ワインを飲み慣れなかった店主がある宴会で「美味しい」と感じたワインを仕入れ、【ワイン初心者が飲むべきワインはこれ!】っと手書きPOPで訴求したところ、たった1ヶ月で30本以上売れた!

◇この取り組みを続けて1年後の今は、3ヶ月で120本の実績。

◇今は、ワインの拡充だけでなく、それにピッタリの食材の紹介まで店頭から語っています(販促物に語ってもらっています)。

ここでの大きな学びは、

★明らかにPOSデータ上は“死に筋商品”といえども、鵜呑みにせず、「売れない」と決めつけないこと。

★なぜ売れないかを考え、【お客さんに行動してもらう】には何が必要かを考えること。

こうした実践や発信の繰り返しが、色々なキッカケを生んだり、お客さんとの新たな会話を生んだりします。また何かやっているお店、楽しそうなお店、色々な会話が広がるお店に人は集まります!  

地域に、近くに、そんなお店があったら…(^^)。

2014年3月27日(第224号)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事

調剤薬局の皆様へ