こんにちは、天野晃治です。例年より2週間遅れの“春一番”が吹き、寒暖の差が激しかったこの冬もそろそろ終わりですね。
一昨日は、金城学院大学の卒業式、夜は薬学部の卒業祝賀会でした。協力会会長としてお祝いの言葉を贈りましたが、“6年制”の中での大変な勉強の日々、実務実習、国試と皆さんよく頑張りました。おめでとう(^^)。
そして、「これだけ一生懸命勉強したことは、決して無駄にならないこと」、「社会に出て、色々と問題にぶつかるでしょうが、解決できない問題はないこと」、「同窓生の絆をしっかり大事にしていって欲しいこと」を申し上げました。
さあ、4月の消費増税まであと10日余り。中〜高価格帯を中心に駆け込み需要が本格化しています。しっかりお客さんへの対応とアナウンスをしましょう!
■今日のテーマは、『売り込まずに売れる方法』
さて、消費増税後はどうなるのか?価格の2極化がますます進むと予測される中にあって、中小企業、小さな会社・お店は、【ちょっと高めでイイもの】をしっかり販売・提供していくことが重要です。
その必要性を理解しつつも、「出来れば、お客さんに売り込みたくない」「余分なことを話して嫌われたくない」という心理がどうしても働きますよね。。。
売り込み(セールス)することなく、買ってもらえるなら、絶対そうしたいですよね!
「えっ、そんな都合のいい方法なんかあるの!?って思いますが、
一つのヒントになる指摘が、「あなたは、直接売り込まない。」
↓ ↓
あなたの役目は、お客さんの意識をその商品やサービスに向けること、お客さんの気持ちを盛り上げること。…で、
★最初の売り込む部分は販促物にしてもらう。
すなわち、手書きボード、手書きPOP、チラシに、その商品・サービスの良さ・エピソード・自分の体験談などを語ってもらい、お客さんに“気づいてもらう・関心をもってもらう”、“話題をふりやすくする”。試してもらいやすくする【試飲、試着、お試し】。
色々と【販促物の連動】があると、お客さんも一方的に売り込まれた感がなく、お互いそうしたストレスを感じずに済みますし、お客さんとの会話もスムーズになりやすいですね(^^)。
また、たとえその時は買っていただけなくても、会話がしやすいお店として、次につながります。一回で反応する方もいれば、何回かしてから反応される方もいらっしゃいますので。。。!
2014年3月20日(第222号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事