こんにちは、天野晃治です。まだまだ寒い日が続きますね。
週末に次女が通う医大の父兄会委員会がありました。理事長先生や医学部長先生のお話からも、医学部・医大病院も競争の時代・選別の時代にあるのだな…と、改めて感じました。
当然ながら、薬学部・薬剤師も、そして薬局も、制度変更が色々起こってくる中で、「資格さえあれば…」「枚数さえあれば…」だけでない、次元が求めれてるのは明らかだと思います。
来月の金城学院大学薬学部の卒業謝恩会で、新たに卒業する皆さんに、どんな言葉を贈るといいのだろうか…と、考えています。
さあ、2月も最終週に入りました。マインド上げていきましょう!
■今日のテーマは、『ちょっと高めを目指す』
さて、4月の消費増税が目の前に迫ってきました。まず、増税前に、中〜高価格品をしっかり売る、リピート購入していただいているお客さんに事前にアナウンスするなど【駆け込み需要対策】をしましょう。
その上で、4月以降はどうなるのか?
景気回復の減速が懸念される中で、さらに【価格の2極化】が広がると言われています。
『今より高く売る!小さな会社のブランド作り』の著者・村尾隆介氏は、
★中小企業、小さい会社は、ちょっと高めのものを販売すること。
★特定の分野に絞り込んで強みにすること。
が、生き残りへ大切になると指摘しています。
大企業と同じ土俵に乗っていてはいけません!
★値段がちょっと高くても買ってもらえる・利用してもらえる会社・お店になっていく!
★お客さんとの接触を増やし、「この分野では負けない!」というぐらい、情報発信やお客さんの為になるものの提供、頼りにある存在、ファンになってもらえるようにしていく。
村尾氏は、差別化の難しい小さな運送会社、旅館、カジュアル衣料会社、造園会社、飲食店の実例を示しながら、以下の様に言います。
↓ ↓
「これまでより、高く売っていこう」「他社よりも高くするにはどうすべきか」といった会話がなされている会社は10社に1社あるかないか。「ちょっと高くても、どうしたら喜んでもらえるか」という考え方をすべき!
弊社のリンクルクリームの例でも、
TBSの「金スマ」での話題、ダーマキシル2%、、デカPOP、説明リーフ、試供品をお客さんに使っていただく、効果から見たお値打ち感などを通じて、12月以降は10%伸びています。
2014年2月24日(第215号)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事