こんにちは、天野晃治です。今日は“大寒”。まさに一年で一番寒い時期にふさわしい寒さですね。
昨日、家内と1時間半ほど歩きましたが寒いこと、寒いこと。 でも、「こんなお店があったんだ」とか、「これは面白いな〜」など色々な発見があって良かったです(^^)。
さて、先週末から次亜塩素酸Na水溶液200ppmの【ノロキラー】のお問い合わせが増えています。静岡での児童1060人が欠席、12校が学校閉鎖となったノロウイルスによる集団食中毒問題。原因は食パン製造会社の検品担当者3名がノロだったことと判明しましたが、ノロウイルスの感染力の怖さを再認識させるものでした。
特に幼児・子供さんや高齢者の方は集団感染しやすいです。また、手洗いやアルコールではノロは死にませんので、しっかりした情報発信を店頭からやっていくことが医療機関でもある薬局・調剤薬局の責務でもある!…と思います。
風邪・インフルエンザの流行も始まっており、ご自愛ください。さあ、2014年の仕事も実質3週目に入りました。マインド上げていきましょう!
■今日のテーマは、『集いの場としてのハンバーガーショップ』
さて今日は、モスバーガーについて。マックなどの大手ハンバーガーチェーンと違い、モスバーガーは1400店を越えた今でも創業当時の小さな飲食店を志向しています。
目指すのは、地域コミュニティの中心となる店とのことで、
★ハンバーガーを食べるために来店するのではなく、「時間があったら立ち寄る」、「知り合いに会いに行く」店を目指している。
★鯖の味噌煮を具材にしたライスバーガー提供など、米国のハンバーガーに固執しない。
★脱マニュアルで温かみのあるマンツーマンの接客
こうした流れは色々な所で増えてきています。
◇各地の「道の駅」
◇「青果市場」「マルシェ」を定期的に開催して近隣住民が集まる。
◇地方自治体と介護施設や青果卸売市場が共同でイベントとか、生活習慣病の予防講座を開催。
ゆるやかな人口減少社会に入り、超高齢社会(でも大半の方はとても元気!)、半径500メートル商圏時代に入って、【コミュニティ・集いの場】となっていくことが肝要です。
人が集まるお店、会話と笑顔が集まるお店は今後も繁盛します!存続していけます!
モノの売買・処方箋の枚数といった視点を越える、相談薬局・調剤薬局を志向していきましょう!
2014年1月20日(Vol.205)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事