医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ薬局】【三方良し】なくては困る街の健康相談店・処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局

  • 投稿日:

こんにちは、天野晃治です。

この週末は、またお隣・中国での深刻な大気汚染PM2,5のニュース。上海・北京では6段階で最悪レベルで日本の基準の何と10倍(!)。中国出張に行っている友人からのFBには、「大気汚染の濃霧で飛行機が降りられなかった」とか、「高速道路で30メートル先が見えない」などのコメントが。日本でも福岡で基準の3倍。

増えているノロウイルス対策やインフルエンザ対策などと共に、「起こってから対処する・仕入れる」のではなく、事前の準備と情報発信をしておきましょう!

土曜日は、午後から、名城大学主催の卒後30年を迎える代を対象の「ホームカミングデイ」に出席。夕方からは、このタイミングに合わせて開催した「第2回・薬学部27回生同窓会」を名古屋・栄のランの館で。クリスマスのイルミネーションが彩る雰囲気もある中で、1次会〜2次会と楽しい一時を。

準備は色々と大変ですが、皆さんの喜ぶ顔を見ると、こちらも楽しくなります(^^)。

乾杯挨拶で話したのは、

★こうした集まり・関係を続けることの大切さ(同級生には、薬学部教授が3名いるなど)。

★金城学院大学薬学部の協力会会長としてのお願いで、まだ金城薬は歴史が浅いので、皆さんの会社や職場・調剤薬局に、金城の実習生さんや卒業生が行ったら、温かく迎えてください。

さあ、今年もあと23日です。暦の関係で長い正月休みが待っており、年内やるべき事に集中し、マインド上げていきましょう!

■今日のテーマは、『12月は忙しいからこそ!』 目

昨日の日経新聞の一面に、“ネット販売、店舗を浸食”と題して、

◇電子書籍や本のネット経由の販売額シェアが1割を上回り、5年後には3割に達する見込み。

◇家電製品のネット経由の販売額が全体の1割に。

◇旅行販売はネット比率が既に2割に。

◇一般用医薬品は現在の数%が、将来2割になるとの見方も。

こうした環境変化の中、量販店は価格を下げて対抗したり、ネット大手業者は色々なサービス補填・送料無料などの体力消耗戦に。同じ商品・サービスでの商売では、結局最後は知名度と規模しかありません。それでも、利益が出る保証がないのが現実でもあります。家電大手や牛丼大手を見ても…。

マスコミでこういう話が流れると、「もう個人店・零細店はダメだ!」という話が出がちですが、これは一般個人店を淘汰してきた量販店にこそ、当てはまる話です。

逆に、超高齢社会・半径500メートル商圏時代だからこそ、地域に根ざしたお店として、【お店の魅力作り】や、【お店へ行く理由作り】の基本がますます大切になってくると思います。

特に、12月はほとんどの会社や店舗が1年で最も忙しい月・売上が高い月です。消費者の立場でも例月より購買意欲が高い月でもあります!

せっかく、そんな時に(例月より忙しい、例月より客数が多い)、来店客のレジ対応で終わり…、処方箋内容の対応だけで終わり…では、あまりにもったいないですね!

★プラスαの話、リーフレットや試供品の手渡し、質問、案内など、もう一手間をかけましょう。

★上質なモノ・サービスは、伝えなければ伝わりません。しっかり伝われば、【これは私が必要なものかも…】【内容を考えたらかえってお値打ち】…となります。

★でも高い物ばかりでは、お客さんが買いづらいので手頃に買いやすいモノを揃えましょう。量販店にはない、ちょっとイイ物を。

★お客さんが来店しやすい様に、聞きやすい様に、さわりやすい様に、試しやすい様に案内・陳列・販促をしましょう。

天野cozy(3分で読める気づき・事例。コミュニティに根づいた、薬局作りのお手伝い)

2013年12月9日(Vol.195)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事

調剤薬局の皆様へ