こんにちは、天野晃治です。都心でも例年より1週間早い“木枯らし1号”との事で、一気に寒くなりましたね。予報でも今年の冬は昨年に続き、平年より寒い冬になりそうです。
「寒さ・冷え対策」、「風邪対策」、「乾燥肌対策」、「疲労対策」、「インフルエンザ・ノロウイルス対策」など、情報発信をしっかりやっていきましょう。
さて、業界紙・薬局新聞の今週号(11/13)から、「さあ、薬局へ行こう!」と題したコラムを月1回書いています。第1回は“お客さんに来てもらうためには!?”。
このブログのタイトルにもなっている、超高齢社会、500メートル商圏時代にあって、【なくては困る街の健康相談店さん】【処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局さん】について、数回シリーズで書いていきますので、お読みいただければ。。。
(^^)
さあ、11月も中盤に入ってきます。自分の優先順位・対処すべきことをより具体的に意識して、マインド上げていきましょう
■今日のテーマは、『誰に見てもらいたいのか?』
この直近3回のブログ(185号〜187号)に書きましたが、モノ余りの時代・情報洪水の時代にあって、消費者・お客さんは商品を選択することに疲れています。目的買いの買い物ばかりでは、流行モノを除けば、あまり愉快な買い物とは言えませんし、価格だけのやりとりになってしまいます。
そして、大半の一般用医薬品のネット販売自由化に見られるように、体力消耗戦になるだけです(これでは、決して全体需要は増えない!)。
リアル店舗としての、コミュニティに根づいた店舗としての役割は、
★上質なモノと、手頃でちょっといいモノをバランスよく提供していく。
★その商品・サービスを使うことによって得られる未来の姿をお客さんと共有していく【フューチャーペーシング】。
★お客さん目線に立って、自分視点の切り口で商品・サービスの価値を伝えていく。
お客さんの購買行動のステップとしては、
その商品の存在・価値に気づいてもらい、
↓
興味を持ってもらって、
↓
行動してもらう、試してもらう、購入してもらう。
そのための販促物として、
★店内のPOP・手書きボートやボリューム陳列は、常連客やお店に来ている方、処方箋を待っている方へのアプローチ。
★店外の店前看板、イーゼルに乗せた手書きボード、外壁に貼った大型POP、のぼりの役割は、初めてのお客さんや、まだお馴染み客にはなっていない方へのアプローチ。
と言えます。
そして、「これを誰に読んで欲しいのか?」「どんな方に気づいて欲しいのか?」を意識して書くと、よりお客さん目線に立ったアプローチとなりますし、お客さんも行動しやすいですね
【今日の質問】
そのPOP・販促物を、どんな方に読んで欲しいですか?
2013年11月14日(Vol.188)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事