こんにちは、天野晃治です。秋らしい快晴ですね!
この土・日は名古屋まつりでした。雨に降られたことのない名古屋まつりですが、昨日はかなりの雨に。
われわれ男声合唱団・サカダンのステージも1回目は雨。でも、2回目の午後6時近くの屋外ステージでは運良く(!)雨があがり、予想以上の多くのお客さんに歌を届けることが出来ました(達成感&安堵感)。
さあ、10月も第4週、残すところ10日あまり。マインド上げていきましょう
■今日のテーマは、『未顧客・非顧客を掘り起こす』
さて、店舗数が飽和状態に入ったと言われたコンビニエンスストアがまだまだ店舗数を伸ばしています。特に上位3社は非常に積極的。コンビニ戦争はますます熾烈で、4位以下グループは業績を落としています。
一方で、最近のコンビニには学ぶ点が多いです。1つ挙げますと、今まで男性客のウエイトが高くて非顧客の割合が高かった主婦・高齢層を開拓している。
◇PB・惣菜・生鮮の強化で主婦層や高齢者の買い物の一部をスーパーやドラッグストアから奪った。
◇スイーツを強化することで、洋菓子店から若い女性顧客を奪った。
◇淹れたてコーヒーで、ハンバーガーやコーヒーチェーンから顧客を奪った。
超高齢社会となり、人口がじわじわと減り始め、国内市場のパイが増えない中にあって、【 売上 =①客数 × ②お買い上げ金額 × ③リピート率 】の原則はますます重みを増してきます。
調剤薬局さんの場合ですと、
★処方箋日数が1〜2ヶ月と伸びており、間があいてしまう点。
★ドラッグストアの調剤併設店などの影響で処方箋客が奪われていく点。
★調剤報酬減少や消費増税の影響。 …など直面していく問題・課題。
弊社では、【コミュニティに根づいた、薬局作りのお手伝い】の一環として、セレクト商品のご提案&什器の提供、設置作業をおこなっています。
★飴やマスク程度の雑貨どまりですと、患者さんは患者さんのままです。
→患者さんは、消費者でもあるわけですから、どこにでも置いてあるモノではなく、ちょっと良いセレクト商品を並べると喜ばれますし、購入されます。
→いつまでも“調剤の患者さん”のままではなく、“お客さん”にしていくことが差別化につながりますし、処方箋薬が残っていても、該当商品を買いに来店される様になります。
→そして、何よりも患者さん・お客さんとの会話や笑顔が自然に生まれやすくなります
つい最近のお取引店(調剤薬局)さんの例では…、
★ドリンク剤【デスクワンD】を1ケース(60本)買っていかれた例。
★夏はアイスで、秋冬はホットでお勧めしている北海道産黒豆茶が什器陳列で半月で60個売れた例。
★調剤の患者さんで、一人で一万円超える買い物をなさった方がおり、薬剤師さんやスタッフの方が驚いた例。
★バージョンアップした4,800円+税の【爽快α】が月10個も売れた例。この商品については、先生自身が飲んでいらっしゃる例が多いです(私も飲んで、実感しています!)
★先月からの【全身うるおい保湿液】スキンケア大学企画に参加されるお店が増えています。また、これからの乾燥の季節は働いていらっしゃる女性薬剤師さん・スタッフさん自身も喜ばれます。
【今日の質問】
患者さんをお客さんにしていく為には?
2013年10月21日(Vol.181)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事