こんにちは。昨日・今日と10月とは思えない気温ですね。とは言え、季節は間違いなく秋・冬モードに向かっています。さあ、10月第2週も後半です、マインド上げていきましょう
昨日、アンソニー・ロビンズ直伝トレーナーであり、行動心理学研究者の池田貴将氏のセミナーがありました。切り口が分かりやすかったので、シェアしますと…、
①成功者は「行動力」ではなく、「行動を楽しむ力」を持っている。
②「やらなきゃいけない」では苦しいし、長続きしない!「やりたくてたまらない」にしてこそ!
★「面倒だなあ」「嫌だなあ」の感情でなく、「こうなると嬉しい」「これが出来たら、自分は成長するな」という意味づけ・感情にしていく!
③過去記憶(失敗、経験による思いこみ)に縛られない!また、現在(目の前のこと)に縛られて、「忙しい」「時間がない」を口癖にしない!
★大事なことは、“未来記憶”、すなわち、「これをやったら、どんな楽しみがあるだろう?」「この先に何があるだろう?」という行動する先に起こるであろう・体験できるであろう、幸せ・楽しみ・成長感の“量"をどんどん増やしていく作業。
★人間は通常、過去記憶が占める割合が最も多く、過去のこと(失敗・マイナス感情)にストレスを抱え、行動が縛られているとの事。未来記憶が過去記憶を上回るような習慣づけをしていくが大切!
■今日のテーマは、『街の健康ステーション』
さて、先月開催された第46回日本薬剤師学術大会。日本薬剤師会創立120周年の記念大会の祝賀ムードの一方で、医薬分業への批判・一般用医薬品のインターネット販売解禁問題・遅々とする在宅医療への参画など、薬剤師のあり方や将来像を模索する講演・報告が数多くなされました。
業界紙にも報告されていましたが、日本医師会常任理事講演では、
◇医薬分業のメリットは、「重複投与や薬の飲み合わせ防止」、「服薬指導による適正使用・安全性確保」、「大衆薬の販売や保健衛生も視野に入れると面分業が理想的」と言われてきたが、今の実態は“かかりつけ薬局"の効果はほとんどなく、病院の前に列をなす門前薬局ばかりになっている。
◇院内調剤より院外調剤の方が患者負担が多い理由、この負担増を説明できるメリットが院外調剤で行われているか疑問。
と、厳しい意見。
また、「薬局・薬剤師が発信する健康づくり」の講演では、
◇分業に踊らされるのはやめるべき。昔のような薬局に戻り、日本再生戦略に描かれたことをもっとアピールすべき。薬局・薬剤師の活用についてもっと発信を!
話は変わって、コンビニ業界。コンビニが飽和状態に入った言われている中で、業界トップのセブンイレブンが積極的な出店をドンドン続け、これを追いかける2位ファミマと3位ローソン。4位以下チェーンの収益状況は一層厳しくなっています。
さて、そのローソンはキャッチコピーを、「街のほっとステーション」から、「街の健康ステーション」に変更するとのニュース。これからは、より一層、低カロリー食や健康志向商品のウェイトを上げていくとの事。
コンビニが生活になくてはならないインフラになったのは事実ですが、「街の健康ステーション」というキャッチコピーを使われてしまうのは、どうなんでしょう
“超高齢社会"、“半径500メートル商圏時代"に入ったからこそ、薬局・薬剤師こそが、【なくては困る街の健康相談店】、【処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局】と言うべきセリフですよね
【今日の質問】
「そうだ、薬局へ行こう!」へどんな情報発信をしますか?
2013年10月10日(Vol.178)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事