こんにちは、天野晃治です。大型の台風18号の上陸で、愛知県も昨夜〜今朝にかけて凄い暴風雨でした。皆さまの地域は大丈夫でしたでしょうか?
敬老の日の今日は、今月の「文藝春秋」の特集「脳を鍛える力を引き出す。〜年齢を重ねても、頭脳の働きの衰えをいささかも感じさせない人〜」より…、
★外山滋比古氏(英文学者、90歳)曰く、「頭が喜ぶ刺激は日常にある」。…散歩・おしゃべり、家事など
★努力しないと、元気な老人になれない!…好奇心、粘り、軽い運動、欲を持つ。
★脳科学者の茂木健一郎氏によると、脳のパフォーマンスを上げるには睡眠の質を上げることが重要!…就寝時に、1日の中で良かった事を思い出してから寝る習慣をつけると、睡眠の質が大きく変わってくる。
そして、高齢期に出現する病気の要因は、
①間違った食事…加工食品への依存が高い、よく噛まない、魚・野菜・果物不足。
②軽い運動をしない…ラジオ体操、散歩、一駅歩く…など。
③生活習慣
“健康長寿”の為には、50歳を過ぎたら生活習慣に気をつける必要がある!…コミュニテイ薬局として、自戒を含めて、お客さん・患者さんへこうしたアドバイスを発信し続けましょう。
■今日のテーマは、『そうだ、薬局へ行こう!』
昨日の日経新聞一面の記事「規制“成長戦略の忘れ物”」は、上記のことを含め、われわれの仕事の意味を考えさせられるものでした。曰く、「会わないとダメですか?」
★一般用医薬品のネット販売全面解禁問題について、厚労省が除外品目を検討しているのは、「安全」を盾にして医師や薬剤師の既得権益を守るためだけでは。
★テレビ電話やネットによる医師からの遠隔指導も、診察までは出来ない規制が。「医療行為は対面じゃないと危ない」と唱える医師・厚労省の基本姿勢が問題。
★ネットによる遠隔授業は大学では認められるが、高校では原則禁止。
この記事の締めとして…、ネットが普及して約20年。会わずに済む便利性を追求したとしても、わざわざ会いに行きたいと思わせるプロなら生き残れるはず!対面信仰の正体は既得権を守るエゴか、自信のなさか。…と、厳しい指摘が。
だからこそ、リアル対面・お店の魅力を出さないと…の事例を3つ。
①先週末、以前弊社の十全大補湯ドリンク剤【補全】のセールス勉強会の講師を2回お願いした私の素晴らしき後輩、よいち漢方薬局・小林先生と電話で話していたら、「6〜8月と漢方薬局も厳しかったですが、色々とお客さん対応をし、効くように対応し、情報発信しているお店さんは、数字は落ちてませんよ」…と。
②先日、次女が眼球を痛めて初めて行った眼科医さん。先生に検査・対応をしっかりしていただいた…との話を聞いた数日後に、「その後、目の調子をいかがですか?」とのコメント入りのハガキが。。。今後、何かあれば必ずそこへ行きますよね(^^)。
③前回のブログでもふれましたが、弊社の商品に関しても、
★試飲会や、スキンケアのサンプル配布会で、使用方法をしっかり伝えて配布しているお店。
★先月・先々月に発売したロコモ対策【FBAマット】を先生自身が使用しながら、店頭で実演・体験できるようにしているお店。【爽快α】を先生自身が服用され、実感されてお客さんに勧めておられるお店。
★補聴器の無料相談会を定期的に開催されているお店。 など。
【今日の質問】
そうだ、薬局へ行こう!…のために、どんな“場つくり”、“お客さん・患者さん対応”、“情報発信”が考えられますか?
2013年9月16日(Vol.171)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事