こんにちは、天野晃治です。暑くて寝苦しい夜が続きますね(汗)。最低気温が25度を下回らない“熱帯夜”が80年前の昭和初期に比べ、4倍(!)になっているそうです。
どうしてもエアコンかけて寝たいところですが、エアコンのつけっぱなしは体に良くないし、深い睡眠の妨げにもなる。理想は、眠り始めに深部体温を下げる手助けとして、エアコンを寝る1時間前からタイマーで入れておく。エアコンの入れ直しは出来るだけ我慢したほうが良いそうです。
とはいえ、体には疲労が蓄積しますし、夏バテ気味の方も増えています。一昨日、弊社グループ・アマノドラッグの栄地区(地上店・地下店・調剤店)を廻った時に、「暑いのでミネラルウォーターがよく出ている」、「少し、効くドリンクはないか?…と聞かれた」との話が。
「こういう時こそ、クスリ屋なんだから、少し高くても効くドリンク剤をお勧めしないと。お客さんのためにもね」と話し、十全大補湯ドリンク剤【補全】か、天然アミノ酸ドリンク剤【ミネドリン】の試飲をお客さんにお勧めするように…と。やはり、飲んでみれば、安いドリンク剤との“明らかな違い”が分かりますからね(^^)。
■今日のテーマは、『お客さん目線で』
さて昨日、ベストセラー本“テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?”の著者で、名古屋が生んだカリスマ・マーケッターともいわれる理央周(りおう めぐる)氏が弊社にいらっしゃいました。理央さんのセミナーには3回うかがっていますが、昨日は色々とお話でき、濃密な1時間半でした(感謝!)。今日はそこから【お客さん目線について】シェアします。
チラシや店頭POPを見ると、「売り手目線が多い!」と理央さん。
◎商品の説明ばかり…
◎商品名と価格ばかり…
◎自分の思い入ればかり…
それは“売り手目線”であって、お客さん目線に立っていない!…と。
チラシや案内文の一番上に、【顧客にとっての価値】が書いてあるか?それがなければ、顧客はそれ以上、そのチラシを読み進まない
顧客価値とは、「それを使ったらどうなるか?」を具体的にイメージできること。「それを使うことによってのメリットを感じられること」
例として、自転車屋さんでの電動自転車のチラシ…商品の特長を並べ立てても売れなかったのが、店主がその地域の坂をその電動自転車で走ってみた体験談とか写真を入れたら、反応が段違いだった。また、その価値が分かったお客さんは価格は二の次だったとの事 。
われわれの健康関連品について言えば…、
★上記のドリンク剤の例では、本当にしんどいのなら、貧血で悩んでいるのなら、どうなりたいのか?
★口臭対策スプレーなら、それを使ったら、どういう生活シーンを楽しめるのか?
また、書いた人の思いが伝わりやすい【手書きPOP】の効用もお忘れなく。。。
【今日の質問】
あなたがお客さんだったら、その商品でどうなりたいですか?
2013年7月25日(Vol.156)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事