こんにちは、どんな3連休でしたか?
暑さは幾分やわらぎましたが、寝不足や疲れの蓄積での夏バテに、お互い注意しましょう
土曜日は成人病検診でした。やはり検診では、メタボ、血圧、胃カメラ、エコー検査が気になりますね。ご承知の様に、厚労省の「健康日本21」では、高齢化により増えている糖尿病患者数を抑えることを意図して糖尿病に関連の深いメタボリックシンドロームの数値目標を盛り込んでいます。
それとは別に、最近よく耳にするようになったのが、【ロコモ】。加齢と共に、筋肉や関節などの運動機能が低下してロコモティブシンドローム(運動器症候群、ロコモ)になると、歩行速度が下がり青信号の間に横断歩道を渡れないとか、歩行困難とかの事態も。また、ちょっとした段差でもつまずいたり、転びやすくなります。
弊社でも今月より、ひざ痛とか加齢で歩くのが大変になってきた方へ、自宅で“気楽に3分の砂浜歩行”感覚で足腰の筋力とバランス感覚を刺激する【FBAマット】のご紹介を始めましたが、お父さま・お母さまのためとか、先生ご自身のためとか、店頭で色々な取り組みをなさっているお店さんでは、関心が高く、相談会の予定を入れられた先も。
■今日のテーマは、“調剤薬局さんで、気楽に質問しましょう”
さて、今日は先週弊社の消費者相談室に入った電話相談より…。
その女性は、ある調剤薬局さんで購入された弊社のサプリメント【香酢・もろみ酢】が自分にとても合ったと言われ、成分とかについて質問されました。そして、「これからは、どこで買ったらいいんですか?」と。。。
電話を受けた消費者相談担当のI君は、「えっ、…」。よく聞いてみると、お子さんが1歳数ヶ月で、そこの病院にかかっていたが、お子さんの病気が治ったので、そこの調剤薬局さんへ行く理由がなくなり、どうしたらいいのか?…と。
I君が、【処方箋がなくても、そこへ行って買えばいいこと】、そして【サプリメントや健康食品のことなども薬剤師さんに気楽に聞いたらいいこと】をお話したところ、その女性は「サプリメントのことも聞いていいんですか?」と。。。
いかがでしょうか?
●その女性は、調剤薬局はお医者さんで処方された薬をもらう所であり、処方箋がなかったら、調剤薬局へは行けないと思っていたこと。
●そして薬剤師には、処方箋以外のことは聞いてはいけない・聞きにくいと思っていたこと。
地域にあって、【なくては困るコミュニティ薬局】、【健康を含め、色々な意味での健康相談店】、【処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局】になってこそ、次の時代に求められる調剤薬局・薬剤師の姿だと思います。
【今日の質問】
お客さん・患者さんが気軽に入れる調剤薬局の雰囲気作りのためには何ができるでしょうか?
2013年7月16日(Vol.153)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事