こんにちは、天野晃治（Cozy）です。

６月も第２週に入りました。漫然とした毎日にならぬ様、【マインド】を上げていきましょう！

この週末は、晴天の下、大賑わいの名大祭に行ってきました。今年もアカペラサークルを中心に追っかけましたが、長女は今年も特設ステージでのライブなどで大忙しのスケジュールの中、楽しそうに歌っていました。大学１年の次女は今年がアカペラデビュー。

二人とも子供の頃から名古屋少年少女合唱団に入っていましたので、とにかく歌が好き。大学に入っても、薬学部・医学部の中での限られた範囲の交流だけでなく、色々な大学の人達との交流が増えることは人間形成にもプラスだと思います。

私も所属する男声合唱団・サカダンで、今月は老人ホーム慰問予定が入っています。

■今日のテーマは、『伸長が続くオーラルケア』　

さて、２０１２年度のオーラルケア市場は販売金額ベースで２０７１億円となり、前年比１０１％と拡大基調を維持しました。

その中で一番金額的に大きい歯磨き粉は、個数ベースでは横ばいになったものの、高付加価値品へのシフトに伴い、単価ベースでは上昇、市場伸長に貢献した。価格帯別に見てみると、

◇低価格帯（２５０円未満）が２０１億円で、３年前より１０％減！

◇中価格帯（２５０〜４９７円）が２７７億円で、〃　　　５％増。

◇高価格帯（４９８〜９９９円）は１７８億円で、〃　　４０％以上増！

◇高額品（１，０００円以上）は１１１億円で、　〃　　１５％増！

ハッキリとした【２極化傾向】が感じられますね

そして、もう一つ指標にしたいのが、

◇歯磨き回数は一日２回が約５０％、３回以上も２５％に。調査開始当初の１９７５年は、１日１回が５０％、２回は２５％に過ぎなかったため、１世代を経て日本人の歯磨き習慣は大きく変わった。

◇８０歳で２０本以上の残存歯を目標とする「８０２０運動」の啓発運動に伴い、８０２０達成者は約４割に。

◇消費者ニーズも、従来の「虫歯予防」に加えて、「口のねばつき」や「歯茎の不調」「口臭」など多様に。

高齢社会になり、また人口の大きな塊である団塊世代の人たちが高齢者になっていくことを考えると、薬局店頭から色々な情報発信と共に、【少し高めでも、いいものをお勧めして、喜んでもらい、リピート購入していただく！】という取り組みをしていきたいですね。

前回ブログで紹介しましたが、先月弊社のお取引店で、歯磨き粉を購入されたお客さん全てに、【１８００円のデンタルリンス】のリーフレットを手渡しし、案内することを徹底したら、例月の２倍の販売目標を月半ばで達成されました。

【今日の質問】

歯磨き粉を買う消費者のうち、２〜３割以上が高額品を買うとしたら…？

2013年６月10日（Vol.143）

天野商事株式会社 　　代表取締役　

栄ミナミ男声合唱団 　　所属(幹事)

金城学院大学薬学部　協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合　理事