こんにちは、天野晃治（Cozy）です。５月もあと残り２日。仕事に、プライベートに、【テンコ盛り！】の５月でしたか？“日常のルーティンワークだけに振り回されて一日が終わり”の繰り返しになっていませんか？

よく、「最近、時間がたつのが早い」という言葉を聞きますが、仕事でもプライベートでも、“新しいこと”がないと、時間が早くたつとの事！精神的に老化しないように、常に新しいことに好奇心を持ち、チャレンジしましょう　

さて、今日の中日新聞に、名古屋市立大学などのグループが、マウス実験で【歯周病がアルツハイマーを悪化させる】ことを明らかにしたとの記事。明日から東京で開かれる日本歯周病学会で発表されます。

■今日のテーマは、『新しい品揃え』　

昨夜１０時過ぎにテレビをつけたら、BS放送で“エルビス・プレスリー”特集を。死してこの夏で３６年のキング・オブ・ロックですが、音楽評論家の湯川れい子さんが番組の中でエルビスの魅力を。

◇歌そのものでなく、あの歌い方。

◇黒人が歌うような曲を白人が歌っている、その子供時代からの生活環境。

ロカビリーに浸っていた世代にとって、そうしたエルビス・プレスリーの登場は新鮮な衝撃だった。あのエルビスを経てこそ、次のビートルズの誕生につながった（これはジョン・レノンの言葉）。

「世の中には全くの新発明はない！」と言われます。【以前からあったモノ　＋何か！】の組み合わせが新しいモノを生むと。。。

★有名な話としては、われわれ世代が若い頃のソニーのウォークマンや、今でいえばi-pad。

★見た目は大きく変わっても、その本質は同じ。例えば、江戸時代の旅篭は、今でいうシティホテル。昔の移動手段であった馬車は、ヘンリーフォードによって自動車にとって変わられた。

こうした【新たな組み合わせ】は製品だけでなく、サービスや販路にも通じますね。

小売店でも、昔は業種店といわれた如く、クスリ屋・カメラ屋・文房具屋・ケーキ屋・酒屋など、業種に応じた品揃えだけをしていた。しかし、大型店・コンビニ店という業態店の波にさらされてしまった。

そして今、高齢社会になり、【半径５００メートル商圏】という言葉が言われるようになり、“地域のお客さん”、“自分のお店のお客さん”目線にたった品揃えの時代になってきています。

★例えば、弊社が２年前に専門商社とジョイントして取り組み始めた補聴器。以前は街の補聴器屋さんや家電屋さんが中心だったそうですが、弊社は固定のお客さんがついている薬局・薬店さんに紹介させていただいた。

★小阪裕司先生の実践会の例でよく登場されるクリーニング屋さんは、クリーニングだけでなく、音楽CD、高額りんご、お菓子など、「主人がお客さんに知って欲しい。広めたい」というモノが売れています。

【今日の教訓】

今までの延長線上の品揃えだけでなく、お客さんにとっていいものなら、どんな品揃えが可能でしょうか？

2013年５月30日（Vol.140）

天野商事株式会社 　　代表取締役　

栄ミナミ男声合唱団 　　所属(幹事)

金城学院大学薬学部　協力会 愛知県医薬品卸協同組合　理事