こんにちは、天野晃治(Cozy)です。この週末は音楽漬けでした。土曜日は今年で第7回となる“栄ミナミ音楽祭”で所属する男声合唱団・サカダン♪で参加。あいにくの天気でしたが2回のステージを楽しみました。
昨日は一転しての夏日に。長女が所属するアカペラグループが今回は岡崎市シビックセンターのスプリングフェスティバルで歌ったので追っかけを。
始まる前に少し時間があったので岡崎城へ。徳川家康の最初の居城として有名ですが、お城好きの私にしては珍しく初めての岡崎城でした。「鉄筋で再建されたお城なので」あまり期待していなかったのですが、多くの観光客がいてビックリ。
最近の“城ブーム”や“武将隊(ここでは葵武将隊)ブーム”もありますが、新しく出来た「家康館」には、三河物語のビデオや「関が原の戦い」の模型、クイズ形式の映像コーナーなど歴史好きでなくても飽きない説明や展示。
また、無料での甲冑試着体験や、重さを再現したレプリカの刀や槍を握れるコーナーも。見るだけでなく触れる、五感で感じられる工夫はGOOD!
まさに、人を呼ぶ【きっかけ作り】【イベント作り】ですね。
■今日のテーマは、『あっ、これは気になる』
「人は自分の悩みを解消したい。」「解消してくれるものを買いたい。」でも、「売り込まれるのは嫌!」、「全部指図されるのは嫌!」っという心理。。。
実は、「店頭などでモノを売るセールス手順」と「心理カウンセリングの手順」は非常に良く似ていると言われています。それによると、
★まず、警戒を解いてもらいながら、【何に悩んでいるのか】を語り始めてもらう。
★「いつから悩んでいるのか?」「何を我慢してきたのか?」などを語ってもらい、【どうなりたいのか?】という話題に変えていく。
★こうして、努力の可能性【解決策】へと向けていく。
例えば、われわれが取り扱うヘルスケアやスキンケア商品ですと、
「奥さん、アンチエイジングにとてもよく効く美容液があるんですが、いかがですか?」では警戒モードが全開になりますが、「奥さん、先日やっていたアンチエイジングの番組、見られましたか?」という言い方だと、「えっ、何?(聞きたい)」となります。
また、通販での“口臭対策の歯磨き粉”広告なんかを見ていても、【こんな悩みごとはないですか?】【気になっていませんか?】という投げかけと、「これぐらいの値段なら試してみても…」というお試し心理。そうした広告を繰り返すことで、記憶に刷り込まれていくことにもなります。
弊社のお取引店さんで、以前に補聴器無料相談会のDMを何回か打って反応がなかったが、先日「前に案内を送ってもらって気になっていたけど、今もやっているの?」というお客さんがいたとのお話も(^^)。
【今日の教訓】
「あっ、これは気になる!」とお客さんに興味をもってもらうような言い方は?どんなPOPによる語りかけがあるでしょうか?
2013年5月13日(Vol.135)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事