こんにちは、天野晃治(Cozy)です。
昨夜は年一回の秋田屋さん主催「日本のお酒を味わう会」へ家内と。110もの酒倉さんが出展し1000人以上の来場者で賑わっていました。家内の親戚筋の「亀齢」、そして男声合唱団・サカダン仲間の「東龍」さんのブースに寄ってから、岐阜県土岐市の千古乃岩酒造さんのブースへ。
そこの若き5代目で杜氏でもある中島専務さんとは、昨秋に会ってから頒布会に注文して応援しています。昨日は地域企画でNHKさんが千古乃岩さんを取材しており、僕もインタビュー協力を。来週放送だそうですが、どんな顔して映っていることやら(汗)。
日本酒市場がピークから半分以下になり、中小の蔵元にとっては大変厳しい環境ですが、次代に向けてのチャレンジ・新しい客層の開拓が不可欠です。われわれも同じですね!
さて、中国でのSARS流行から10年、新型インフルエンザ流行から4年近く。また中国で新たなウイルス変異による鳥インフルエンザ「H7N9型」による感染不安が広がっています。自衛意識は持っておかないと。
■今日のテーマは、『仲良くなりたいなら、接触回数を増やす』
さきほどの日本酒市場でもそうですが、どんな仕事でも新規開拓が必要です。新たなお客さんの獲得、そしてなじみ客(リピート客)にしていくことが無ければ、行き詰ってしまいます。
だからこそ、飛び込み営業をしたり、展示会に出たり、チラシを配ったり、ポスティングしたりする。しかし、お客さんからすると【見知らぬ人から売り込まれたくない!】【買う理由がない・関心がないのに、わずらわしい!】もしくは、スルー・無視…。
ここが辛いところですが、ここでの一番の基本は、マーケティングや心理学の見地からしても、【接触量を上げること!】。
例えば、100件に10分の時間をかけた1000分より、同じ100件×1分×10回の1000分の方が新規開拓がうまくいくそうです。理由は「単純接触効果」。繰り返し接すると、好意度や印象が高まる効果。
信頼関係=(人柄への理解) × (接触頻度) と言われる所以ですね。
1回・2回で結果が出ることもありますが、それは“たまたま!”。5回、6回、7回と接触を続け、そのつど何かためになる資料を渡したり、自分のことを話したりして発信していく。そうした中で、お互いの接点が見つかったり、手がかりが見つかったり、距離感が狭まったりしていきます。
「好きな人がいたらどうする?気になる人がいたらどうする?」という質問がありますが、確かに【何とか自分を知って欲しい!】【何とか親しくなりたい!】っと思って思考回路に汗かいて、ありとあらゆる手を考えるのと同じですね。
世の中、絶対に100%うまくいく方法なんかありませんので、「やってみようかな」と思ったら、どんどんテストしないといけませんね。最低50〜100回ぐらいは
「あなたから買いたい!」「どうせなら、あなたのところで!」「あなたがそう言うなら!」という存在を目指して。
2013年4月4日(Vol.125)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事