こんにちは、天野晃治(Cozy)です。ようやく寒さが和らいできましたね。しばらく三寒四温で温度差が激しいですから、皆さまも日頃の体調管理を。
また、いよいよ報道にあるように【例年の数倍の花粉飛散量 + 問題になっているPM2,5 + 黄砂】のトリプルパンチにもなりますので、花粉対策だけでないケアや敏感肌の方への情報発信も大切ですね。
さて、今年も早や2ヶ月が終わります。今年、「まず最初の3ヶ月に何をするか?」に対し、いかがでしょうか?【自分を元気にする“プラスの自己暗示”】も一つの前向き習慣になりますので、紹介します。
◇「本気を出せば何とかなるさ!」と自分の力を信じる。
◇悲観的な考えが心に浮かんだら、「こんなことで悩んでてはダメだ!」と自分でシャットダウンする習慣をつける。
◇次から次へとハードルを用意して、常に少し高めの目標を立てる。うまくいく度に、自分に小さな“ご褒美”をあげる。
特に日本人は、悲観しがち・すぐに動揺しがち…と、言われます。でも実際、心配していることが現実になるのは1〜2割しかないとの事。ネガティブ思考でエネルギーをムダに消耗するのではなく、前向きな行動・思考にエネルギーを使いましょう
■今日のテーマは、『あなたの“売り”は』
昨日、中部経済新聞さんのセミナーで岐阜県の恵那川上屋・鎌田社長さんのお話を。とても良い話でしたので、今日はそこからシェアします。
岐阜県中津川市・恵那市は“栗きんとん”で有名ですが、大手老舗企業から個人店まで100以上の業者がひしめき合っていて競争も厳しい。老舗企業からのれん分けで出発した同社は後発組でネームバリューもない中で、
★老舗や他店で地元産でなく他県の栗を使っていた例が多かった現実に対し、“地元の農家さん”と一緒に歩む道を選んだ。農家さんにも品質向上努力をしてもらった。
★大きくて美味しい「超特選栗」ブランドを作り上げた。
★栗と共に、栗きんとんの味つけにかかせない黒砂糖を発掘。
★栗きんとんの範疇にとどまらず、積極的に新製品を開発。1,000品開発して200品が店頭に出て、残っているのは20品。前向きな失敗を!
★単なる○○屋ではこれから生きていけない!…お客さんに対し、その専門性の高さで色々教えたり、伝えたり出来る存在にならないと。集まってもらう存在にならないと。
★創業50年。次の50年に向けて、人口が減っていく中で、コミュニティを作っていかないと、地元を盛り上げていかないといけない。また、販売価格についても今の2倍の価格をつけれないと生きていけない。
そのためのブランドの磨き上げやさまざまな情報発信やイベント作りを。
最後の締めくくりでの鎌田社長さんの言葉が良かったです。
「隣の人が買ってくれるまで頑張る!」
「あんたのとこがなくなっちゃ困る!っと言って欲しい」
「楽しい雰囲気・栗を楽しんで欲しい!」
「あなたから買いたい!」「どうせなら、あなたのところで!」「あなたがそう言うんだったら!」という存在を目指して
2013年2月28日(Vol.115)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事