こんにちは、天野晃治(Cozy)です。まだまだ寒い日が続きますね。今朝は肌がピリピリしたので、弊社の【うるおい保湿美容液プレミアム】をたっぷりとお肌に入れてきました。
そう言えば、今年は「花粉 + 中国からの飛来が問題になっているPM2,5 +黄砂」のトリプルパンチとの報道がされていますので、花粉対策だけでない予防策や、特に敏感肌の方はお肌のケアも大事ですね。
さて、この月曜日にビックリしたのが、中国製の粗悪なウイルスプロテクターによる“やけど事件”。弊社でも、ニュースを受けて当該商品の中味を出して確認した営業のI君が手に軽度のやけどを負いました。弊社が取り扱っている【除菌ブロッカー】は国産で、二酸化塩素ガスを固形粒子に吸着したものであり、安全性を担保していますので、ご安心してお使い下さい。
今回は、その粗悪商品が薬系の店舗にもダイレクトメールで超安価で売り込みをかけていたこともあり、一歩間違ったら、被害がもっと拡大していたかもしれません。怖いです!「あの便利な商品が安く買えるなら…」と思って疑いもなく買われていた事実が怖いです。
■今日のテーマは、『リアル店舗の価値を探そう』
上記の話にも付随しますが、先月の一般用医薬品のネット販売についての判決。消費者の“便利性”
を優先するだけでいいのか?安全性は二の次でいいのか?
消費者の立場からすれば、いつも買っているもの・欲しいものを家にいながら買える便利性の有り難さはよく分かります。私も、たまに書籍をネットで買いますが、在庫の豊富さは大型チェーン店を大きく凌駕します。また地方の名産品を取り寄せたりするのには本当に便利だと思います。
しかし、雑貨と生活関連商品は一線を画すべきではないでしょうか。今回の“やけど事件”も、「インフルエンザ予防などに安くていいから」と思って買われたのであり、「まさか、やけどをするなんて!」「そんなこと、どこにも書いてなかった!」。。。
こういうことがあったからこそ、【リアル店舗の価値】を考えてみたいと思います。
◇お客さんが知りたいのは、単なる商品説明ではない。それによって生まれる価値・経験できること・解消できることを知りたい。
◇今のお客さんは買い物に失敗したくない。しかし価格を比較すること以外の情報が足りない。良い情報も悪い情報も教えてくれるお店・人から買いたい。
◇今のお客さんはチラシでもネットでも“お客さんの声”を参考にしている。だから、店頭ではそれらの声も網羅したことを聞かせて欲しい。そういうお店・人から買いたい。
◇インフルエンザについて、ノロウイルスについて、花粉対策についての情報や対策をタイムリーに教えてくれるお店は有り難い存在です。
「あなたから買いたい!」「どうせなら、あなたのところで!」という存在を目指して。。。
2013年2月21日(Vol.113)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事